以前に出させていただいた夢占い本から、もうけっこう年月が経つかしら。
前世の夢かも!とか、恋の節目とか、そういう話は電子書籍に収録済みだけど、その後も当時は言語化し切れなかったいろんな夢の話がまた貯まってきたから、ちょいちょい出していくわね。
で、今回は「集合無意識にアクセスしてるときに観る」夢の特徴3つ。
集合無意識にアクセスした「先」で見ることができるさまざまな物事、じゃなくて「アクセスしてるぞ!」って、つまり
「自分自身」から「集合無意識」に渡るための「関所にいる」サイン
ね。なんで、これをあえて取り上げるかというと、せっかくこれから集合無意識にアクセスして、すごい情報を持ってこれるぞ!!ってときに、不思議とみんな、夢の中で躊躇しちゃって、そこで止まって引き返したり、夢の中で「目を覚まさなきゃ」って望んで目を覚ましちゃったりするんでもったいないから。
正確な回数なんてもちろん測れないけど、でもせっかく関所まできても99パーくらいは渡れないのよね。たぶん、これって人間にとってはセーフティーネットみたいなもので、そんな膨大なデータに急にアクセスしたら脳が処理し切れないからとか、何かしら理由があるんだとは思うのよ。
でも、ふつうの人がふつうに家で見る夢から覚めて気が狂った!とかって聞かないでしょ。それに、ごく少数だけど関所渡るのに成功したときは、本当にすごく役立つ情報持って帰ってこれるのよ。画期的なアイデアを夢で授かったって言ってる人はみんな関所渡ってるんじゃないかしら。
ちなみに、芦屋道顕の管轄になるけど、例えば良からぬ存在が夢で干渉してきたりどこかに連れ込もうとするのとはぜんぜん夢の中での風景や受ける印象、感じることが違うから大丈夫。ヤバいときはちゃんと夢の中でもそう分かるようになってるから。
■集合無意識への関所にいるサイン3選
1. 図書館や本屋、資料置き場などに入ろうとしている
これは分かりやすいサイン。特にものすごい大規模な図書館の扉の前にいたり、ガラス越しに膨大な本やファイルを眺めてたりするときは、諦めて引き返したりただぼーっとしないで、扉を開けようといろいろ試してみるといいわ。ガラス越しの場合も、別の場所に入り口があるかもしれないわ。
ちなみに、こういうときに司書とか、そこの管理人とかがいて、頼んだら入れてくれたとか断られたとかもあるのね。その司書や管理人って、実在の人物の象徴とか、現実で自分を助けてくれる人や妨害する人の反映じゃなくて、「今世では肉体を持たないまま、サポートしてくれてるソウルメイト」の可能性があるわ。図書館に入ったり本を探す手助けをしてくれたら、それはその情報が今まさに必要だから。断られたら、意地悪されてるわけじゃなくて、その時期にその情報は必要ないってことなのよ。
2. 大きな、感じのいい「橋」を渡ろうとしている
これも分かりやすいわね。橋の向こうはだいたいは倉庫街か、野ざらしでものがたくさん置いてあるような場所。でも、嫌な感じはしなくて、そこで自然になにかを探して見つけられる。人がいても、人に話しかけてもいいし、話しかけたくなかったら話さなくてもいい。橋の手前じゃなくて渡りきったところはもう集合無意識の領域だから、そこにいるのは同じ時間に眠ってる、この世にいる誰かかもしれない。
3. 埋まっているものを掘り出そうとしている
これは自分の潜在意識の奥深くにあるものを掘り出そうとしている場合と、集合無意識の場合とどちらもあるけど、自分の潜在意識の奥深くのものってだいたいは「封印したもの」だから、掘り進むうちに、なんだかゾワゾワ「やっぱりやめなきゃ」になる。トラウマの夢での追体験をする可能性があるから、嫌な感じがしたらやっぱり掘り進むのはやめたほうがいいわ。ちなみに、自分の潜在意識のヤバいものを掘り出そうとしているときは、土のほかにもゴミの山を漁るとか、川底のヘドロを攫うとか、トンネルを掘り進むとか。あとは、自分しかいない場所で孤独に掘っている。
集合無意識から何かを取り出そうとしているときは、同じ土を掘ってるにしても「宝箱を掘り出すぞ!」みたいにワクワク感があって、嫌な感じはぜんぜんしない。それと、やっぱり同じ時間に眠ってる他人が周囲をうろついてたりすることがあるわ。
で、どの場合でも「本を開けた」「倉庫で探し物を見つけて箱を開けた」「宝箱を掘り当てて、蓋を開けた」ところで目が覚めちゃって、中身を確認できなかった!ってことが「ほとんど」なのね。でも、それは大丈夫で、覚えてないけどその「中身=欲しかった知識や情報」は、自分自身のメモリのどこかに格納されて、近々それが必要なときが来たらすぐに出てくるわ。「あれ、私、こんなこと知ってたっけ?こんなこと思いつくなんて自分でも意外!」と思うような知識やアイデアになって役立てられるはずよ。