アタシも10万37年近く生きてきてて、そんじょそこらのホモサピエンスよりは(X-MENね)昨今の学校で教えないことならめちゃ知識あるほうだと思ってるんだけど、まだまだ修行が足りなくて。
こうやって表の世界でスピリチュアルな話をさせてもらえるようになってから今まで長い間、前世絡みの話をするときには「カルマ」って言葉は使わなかったし、記事の編集してもらうときとかも「カルマなんて言葉は使わないで!そんなものないから!」って、否定しまくってたのよ。
★一般的なカルマのイメージ
当時はアタシの中の「カルマ」って言葉のイメージは、一般的に思われてるのとまあだいたい同じで、善因善果、悪因悪果の「悪」のほうの因果応報が起きる、その宿命を背負ってるってやつね。前世までに重ねた罪やらなんやら、償うべきものを今世に持ち越してるって考え。
分かりやすい例を挙げると、
前世で女性に暴力を振るった男は、今世では女に生まれて男に暴力を振るわれるカルマを背負ってる
前世で誰かを裏切ってばかりの人生だったから、今世では裏切られてばかりになるカルマを背負ってる
みたいなことが、一般的なカルマのイメージよね。
宿命的な「負債」を背負って今世に生まれてて、だからその負債を返さないといけない。
ここまでは比較的みんな同じ認識で、あとは、
★カルマについてのさまざまなイメージ
・カルマを返さない限り、幸せになれない
・カルマそのものを返さなくても、今世で善行を積めばプラマイゼロになる
・カルマは今世じゃなく来世に持ち越して、今世で無理に返さなくてもいい(ただしカウカウファイナンス以上の利息も払うことになる)
・カルマは特別な力を持った人がカルマの解除や浄化をしてあげられる/なんらかの儀式で、霊を成仏させるみたいに、すごい人に頼むとカルマを消してもらえるw
まあ、ぶっちゃけその人の人生ではその人が心から信じてることが現実になってくのは本当だし、カルマについても悪因悪果を信じてる人の人生には前世の負債が襲ってくる的なこともあるかもね(汗)
あと、そのためにウン十万とかウン百万とか払えば、凄腕のハイパー・カルマ・クリーナーがクリアリングしてくれるwと、信じてれば前世がヒトラーでも誰でも、自力では何もせずに好き放題生きても幸せになれるかもしれないわよね。お金のある人にはおすすめよね(棒)
で、アタシとしてはそういう「悪因悪果」「負債」つまり「前世の悪事や過ちを、今世または来世では同じだけの目に遭うことで、絶対に返さないといけない」法則はない、って意味でこれまで「カルマなんてない」と言ってたのね。
だけど、
前世と今世の関係を本気になって細かく観ていこうとすると悪因悪果ではないんだけど、やっぱり関連してることってものすごくたくさんあるわけよ。
★ここで話していく「カルマ」について
要は、悪因悪果があるなら善因善果もあるわけよね。
前世で見知らぬ人の命を助けてあげたから今世では助けられるとか、愛情しっかりかけて里子を育ててあげたから、今世では自分が孤児でも愛してくれる里親に引き取られるとか。
それくらい単純だと分かりやすいけど、実際にはもっと複雑だしいろんなことがあるわけよ。
あと、悪因悪果にも善因善果にも当てはまらない引き継ぎ事項もいっぱいあるわけ。それをできる限り言葉にすると、
「前世でできなかったこと」夢とか目標とか。
「前世の思い残し」後に残した子供とか大切な人とか、やり切れなかった仕事とか。
あとは、
「前世で心に宿った未実行のアイデア、習得した才能」これは、「前世からのギフト」とか「貯金」とかって表現できるけど……。
とりあえずこういうの全部、いいことも因果応報とも違うことも元々の「カルマ」って言葉には含まれてるんですってね。
もし「カルマ」って言葉を使わなかったら、さっきも一度表現したけど「前世からの引き継ぎ事項」って長ったらしいしなんか事務的でそっけない言葉を使うか、それぞれを「これは未練、これは課題、これは恩返し、これは」って列挙してやっぱり長ったらしくなっちゃう。
だから、タイトル通りだけどアタシと開運占い軍団の記事とかいろいろでは、今挙げたような意味で「カルマ」って使ってくからよろしくねん!
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