で、「あのときは強く惹かれてこの人と結婚しないと死ぬ!くらいに思ったけど、あれはなんだったのか。自分がよく分からない。黒歴史だぁ」な相手はだいたい「この時期だけ惹き合う」ようになってただけってわけね。
決してその出逢いがムダだったわけじゃなくて。例えるなら旅先で道に迷って疲れ果てた旅人が、お客が来なくて来月の水道光熱費払えない辺境の民宿にたどり着いたらお互いにそのときはすごくありがたいじゃない?
でも、旅人は身体をしっかり休めて正しい自分の行き先に向かえて、ステキなホテル泊まったら、世話にはなったけどあの辺境の民宿にまた戻ろうとは思わないし、民宿もあの迷ってきただけの旅人に常連になってもらおうなんて思いもしない。
だけどお互いの出逢いがなかったら旅人は道端で野宿して凍え死んだかもだし、宿屋は廃業してたかも。でも、そのときをお互いに乗り越えて、旅人は正しい目的地へ、宿屋も危機を乗り越えてやっていける。次への「橋渡し」「つなぎ」として必要だったって縁もあるのよ。
★短く終わった・結ばれもしなかったけど忘れられないあの人は?
でも、何年も前に自分からアタックしてなんとか付き合えたけど、3ヶ月もしないうちに彼から「やっぱり無理」と言われたとか。
向こうから猛アタック受けて、でも一度お泊りデートしたらその後「実は彼女いるんだゴメン。これからもいい友達でいてください」って言われてふざけんな!とか。
合コンで知り合って連絡先交換してしばらくLINEしつつ2人で食事も行ったけど、自分は彼を好きになったけどついに未読スルーされるようになったとか。
片想いで想いを伝えられないまま何年も経ってしまって、彼はもう結婚して妻子もいるのに、未だに好き、だとか。
「もう、縁はないんだろうけどどうしてあの人はいつまでも私の心の中にいるの?やっぱり運命の人だったんじゃないかしら?」
って相手。こういう相手も「広い意味では運命の人」だし、袖すり合うも多生の縁のソウルメイトではあるんだけど「結ばれないことで学びを得る」縁だったりするのよね。