まず、個人情報を晒すと危険も多い時代、匿名のSNSに自分の顔をそのまま晒さないのは、これは問題ない。でも、それなら例えばペットでも趣味のプラモデルや楽器でも、旅行先の風景でも、または自分の後ろ姿でもいいわけだ。(ちなみに、例としてあげたものをアイコンにしている男は比較的、地雷は少ない)
にも関わらず、わざわざ自分の顔に似せた似顔絵やアバターを作って、または依頼して書いてもらってアイコンにする男の心理は、
「素顔は晒せない。でも、自分をアピールしたい。自分の顔は、似顔絵やアバターから推測してほしい」
というものだ。自分を隠しつつ自己顕示欲は満たしたい。このタイプは自分が大した人間ではないと思いつつ誰かには認めて欲しがっている。女性に対しては常に上から目線で偉そうなことを言い、それで尊敬や愛が獲得できると勘違いしていることが多い(苦笑)
※ちなみに、ビジネス用のアカウントで「人に依頼して書いてもらった似顔絵」をアイコンにしている男は、そのアカウントで人脈作りをしているうちの「お付き合い」の一環だろう。人に「借りをつくる」または、小さいけれど取引の一つだったりする。『ビジネスアカウント人格』でやっていることだから、恋愛対象になるかどうかの判断には含めない。
★『加工なしの自撮りドアップ』ブサも多いのになぜか自分に自信がある世間知らずの中高年
もう1パターンは、何となく思い浮かぶかな。加工をまったくしない、iPhoneやAndroidのインカメラで「ただ撮っただけ」のドアップ中高年、いるよね(苦笑)SNSの出逢いといっても、こういうアカウントの男性に自ら積極的にアプローチする女性はいないだろう……。
と思っていたんだけど、男性のみならず、相互フォローか否かを問わずSNSでいろいろな人達とやりとりをしている女性の中には「会話」だけを重視していて、小さなアイコンをわざわざタップして拡大して顔を確認なんてしない人もいるみたいだよね。ある意味、外見にとらわれない素晴らしい女性なんだと思う。
そして、ある程度会話で好感を抱いてしまうと、アイコンをタップしてそれがあご肉が目立つ酷いアングルで澱んだ目つきをしていても「写し方が悪いなあ。角度によってはもう少しマシになるかも?」なんてこれまた好意的に解釈してしまう(苦笑)
男にとっては女神様みたいな大らかさだけど、残念なことにそういう素晴らしい女性が、性善説に基づいて不用意にSNSで男性とコンタクトをとってしまうと、非常に厄介な目に遭うことがある。
続く。
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