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言葉の解釈は迷うものだけど
これは、男女関係なくだけど、相手の言葉をどう解釈していいのか分からなくて、悩んでしまうことって結構あるよね。
僕自身も、以前にすごく気になっていた女性に勇気を出して、彼女の職場の近くにオープンしたお店が日本初上陸だったから、その話をして「よかったら、一緒に行かない?」と誘ったら、その答えは「ぜひ!そのうちに」だって。
「ぜひ!」に舞い上がって「そのうちに」に落とされて。
そのとき「そのうちっていつ?今週?来週?来月?予定空けとくよ!何月何日?」なんて言えるほど、僕も空気読めない男じゃないから(苦笑)
懸命に冷静を装って、「そうだね~。しばらくは混みそうだし。そのうち、気が向いたら誘ってよ!」なんて、相手にボールを投げておくことにした。残念ながら、返ってこなかったけど、まあそれが答えだよね。
こんなやりとり、きっと何度もこれまで片想いを繰り返してきた君は経験したことがあるんじゃないかな。そして、そのたびに相手の言葉に一喜一憂していたんじゃないかな。
それで、今回の話は特に、読んだからって何かが変わるわけじゃない、役に立たないかもしれないけど、でも「男がついうっかり、約束を曖昧にするときに使ってしまう表現」をざっと並べて、その解釈の例を挙げてみたから、「あるあるネタ」として不安な心の一時期の息抜きにでもなったらいいなと思う。
男が言いがちな「曖昧語」とその解釈
君が、どこかへ行こうと誘ったとき、いつ行くか、具体的な日程候補を挙げてくれず、
「またね」「また今度」「行けたら行こう」「そのうち」「落ち着いたら」
だけが返ってくることがあったかもしれない。
予想はしてるだろうけど、残念ながら、このようなそっけない答えが返ってきたとき、彼はほとんどの場合、社交辞令で言っている。そのどこかへ行くつもりはなくて、でも断るのは申し訳ない。だから、はぐらかして、女性のほうが気付いて諦めてくれるのを待つんだよね。
ただ、彼が本当に忙し過ぎる状況で、日程の確約ができない場合も、この答えが返ってくることはあるから、100%諦める必要もない。根気よく、時間を開けてなんどか誘ったらOKしてくれることもあるから。
「こっちから連絡する」
彼がこう言ったときは、その場で諦めてしまわず、彼の行動をしばらく観察しよう。
この「こっちから連絡」と、主導権を自分側に握ったとき、彼の気持ちとしては、ダメなケースだと保険の勧誘を断るときのように「用があれば俺から連絡するから。こうといったからには、君からはもう連絡しないでくれ」のこともある。だけど、もう一つ「俺は君に何度も催促させるような野暮なことはしない。俺が必ず連絡するから、待っていてくれ」という男気、なんてこともあるんだ。
後者の場合は、ちゃんと君が待っていれば彼発信で具体的な連絡があるだろう。なかったら、残念だけどフェイドアウト狙いかもしれない。
「今は無理」「しばらくは忙しいけど、そのうち落ち着く」「予定があって」
期間限定的な断り文句の場合も、そのときは引き下がっても、しばらくその後の彼の動向を見守ろう。
男には(って女性も同じだろうけど)どうしても、仕事や男同士の都合を優先しなきゃならないときがある。女性は時間のやりくりや気持ちの切り替えが上手だから同時並行でできることでも、男は一つしかできないことがある。
例えば、君が夜に行こうというお店の近くで、彼は昼に打ち合わせがあるとする。夜は空いてるから、行けるはず……。君はそう思うけど、その打ち合わせの内容が彼にとって重要なものか心が重くなるようなものだとしたら、彼は時間の都合はつくし、本当は君と食事したくても、「ちょっとその日は無理」となるだろう。
きっと君は食い下がらないと思うけど、食い下がったらきっと「ちょっとその日は無理」「なんで?夜は時間あるのに?すぐそばにいるのに?」「うーん。精神的に、美味しく楽しく食事する気分じゃないと思うんだよね(言わせるなよ、察しろよ」「そう。残念(うわ~こいつ、メンタル弱!)」
なんて悲劇的な結果になるだろう。
いずれにせよ決定打は……
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