ライター室屋の「○○男とデートに行きます」第6回 後ろのクソトメ男

いい感じの男性に出会ったにもかかわらず、誘い方すら忘れてしまったデート。
それならばまず身近にいる男性を誘ってデートに慣れよう!という荒療治デート支援コラム。
さて、今回登場する身近な男性は・・・?

第6回 後ろのクソトメ男

Yahoo!知恵袋を見るのが好きだ。
たまに大喜利のような展開を見せるスレッドもあるが、ごくごく日常的なお悩みが書いてあるところをな~んとなく見るのがイイのである。
「犬を室内犬にするか迷っています」とか、「バイトの後輩がムカつきます」とか。

サイト内には「最新ランキング」という項目があり、閲覧数の多いQ&Aへのリンクが貼られている。TOP10までの質問が掲載されているのだが、これがまたとびきり面白い。
(まぁ、人様の悩みを面白いで括ってしまうのもどうかと思うが)

ここでよく見かけられるのが「嫁・姑(シュウトメ)」問題。
いちいちネチネチと文句をつけてくる姑のことをネットスラングで「クソトメ」と言うが、ここでのクソトメエピソードは生々しく胸に訴えかけるものがある。
よくドラマでも窓のサッシを姑が指でなぞってフッとやって、
「あら。カズミさんまだお掃除は済んでないのかしら?」
なんてベタな描写があったりするが、クソトメは世の多くの女性を苦しめているようだ。
・・・しかし、今回は姑ではなく。姑のような男性のお話。

後ろのクソトメ男とは、料理をしている間、掃除をしている間、背後でじっと彼女を監視し続けるような、小うるさい、神経質な男性を指す。
この男。カップルにも夫婦にも結構な数いる。クソトメ男は料理をすればあれがしょっぱい、これが辛いとケチをつけ、掃除をしても
「掃除機はこの方向にかける!」などとどうでもいい細かい文句を言う。

イケメンクソトメ男に惚れてしまったけど、文句をつけられるのが怖くてデートに誘えない干物女がいるかもしれない。任せなさい。このコラムがあるじゃないか。
「後ろのクソトメ男」とのデートについて想定していこう。

出典:ゴルゴ13 Tシャツ (俺の背後に立つな)

♡お誘いポイント♡

1.お説教をウンチクに変える相づち
2.食事を済ませてから会う
3.クソトメ男は死ぬまでクソトメ

クソトメ男とデートに行くには、まずデートプランを事前に相談する必要がある。
何も言わずにいきなりデートに誘うと、後になって「一言俺に相談してくれれば・・」と責めたてられる可能性がある。
あたたかいコーヒー、甘いおやつを用意して(機嫌を良くするためだ)、ふかふかの
ソファのあるところでゆったりとディスカッションをする。
デートの行き先などはあらかじめ20ほどリストアップして、彼にその中から好きな場所を選んでもらおう。自分で選んだ場所ならクソトメ男も責めようがあるまい。

後ろのクソトメ男とのデートはたとえばこんな誘い文句で。
「クソトメ男さん、最近お疲れでないですか?私、なにかお礼がしたいんです」

労をねぎらう、という姿勢が大切である。そして自分の意見は言わず、相手に同調し続ける。これがクソトメ男との会話の基本である。

注意したいこと。それはデート先にレストランを選ぶこと。やめておこう。
食事の最中に「食べ方が汚い」「食べるのが遅い」「箸の持ち方がなってない」などの嫌味を言われてしまう可能性がある。無難にショッピングや映画を楽しむのがいいだろう。

もしデート中、あれやこれやと嫌味を言われても拗ねてはいけない。
基本的に笑顔。運動部のかわいい、ちょろい後輩みたいに元気に受け答えしよう。
「へー!そうなんスか!勉強になります!マジっす!」
そう。バカっぽく振舞っておけばよい。爽やかな相づちを。そのうち、「お前手がかかるけどまぁ可愛いな」と言ってもらえるようになるだろう。

クソトメ男に改心を求めてはいけない。クソトメ男は死ぬまでクソトメ男である。
しかしクソトメ男は口うるさいが、理不尽なことだけを言うわけではない。
彼はあなたのことが可愛くて仕方がない。俺に見合う「イイ女」になって欲しいのだ。
愛があれば彼の歪んだ愛情をも受け入れることが出来るだろう。

まぁ悔しい感情はこっそり彼のコーヒーにふきんの搾り汁を入れることで解消して。
彼の教育のもと、びっくりするような「イイ女」を目指してやろうじゃないか。
干物女たちのご武運を祈る!

〈今回のまとめ〉

♡装備品♡    ガイドブックに負けないレベルのデート場所リスト
♡必要スキル♡  受け流し力と腹黒さ

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