生理前に起こるPMSを上手にコントロールする4つのヒント

仕事中や帰り道などで突然、「私、いつまでこんなに働かなくちゃいけないの?」「このまま一生ひとりぼっちになったらどうしよう……」と、ネガティブな気持ちでいっぱいになり、涙が止まらなくなった経験はありませんか。

もしくは、周囲の何気ない一言に対して必要以上にカチンときてしまい、ひどい言葉を口にしてしまった経験はありませんか。けれど少し時間が経つと「どうしてあんなにネガティブになっていたんだろう」と、自分自身の急激な気持ちの変化に驚いたことがあるかもしれません。

自分自身の気持ちをコントールできないまま振り回され続けてしまうと、周囲だけではなく自分自身の心も疲れきってしまいますよね。

もし、あなたの気持ちに急激な変動があるタイミングが生理前の場合、「PMS(月経前症候群)」の可能性があるかもしれません。私自身も、PMSの治療を集中的に受けたおかげで、気持ちがすごく楽になった経験があります。そこで今回は、PMSの特徴を知って気持ちを上手にコントロールするためのヒントをシェアします。

生理前に情緒不安定になってしまう原因とは

PMSには情緒的なものから身体的なものまで、さまざまな症状があらわれるとされています。ですが、PMSの症状が生理前に現れるのは、生理周期に合わせて女性ホルモンが変動することに関係していると考えられています。

生理の周期は「生理期」「卵胞期」「排卵期」「黄体期」の4つに区分され、それらがひとつのサイクルとなり、通常約25~38日の周期でまわっています。排卵期には体内で「エストロゲン」という卵胞ホルモンが増え、排卵後から次の生理がくるまでの黄体期のうちに「プロゲステロン」という黄体ホルモンが増加する、ホルモンが変動します。

エストロゲンは、女性らしい身体をつくる、子宮内膜を厚くする、精子が子宮に到達しやすいように頸管粘液の分泌を促すといった働きがあります。対して、プロゲステロン」は、子宮内膜の状態を維持することで着床を助ける、妊娠継続を助ける、体温を上昇させるといった働きがあります。

そのため、プロゲステロンが減少する生理中は、体温が一気に下がって低温期を迎えることになります。つまり、女性の身体はホルモンの変動によって体温までコントロールされているのです。

生理が始まるおよそ2週間前の排卵日前後には、女性ホルモンのうち卵胞ホルモンの分泌が急激に減少し、黄体ホルモンの分泌が増加します。また、排卵後から生理が来るまでのあいだに増加する黄体ホルモンには、心身に不調を引き起こす作用があるといわれています。そのため、生理前になるとむくみや腰痛、肩こり、胸の張り、肌荒れ、眠気などといった身体的な症状、そして情緒不安定などの精神的な症状を総称して「PMS(月経前症候群)」と呼ばれています。

生理前の情緒不安定は、どう対処すればいい?

特に情緒不安定などの精神的な症状に悩まされている女性の場合、まずは「イライラしたり、悲しくなったりするのはホルモンバランスの乱れが原因なんだ」と、受け止めてあげましょう。そして、そこから自分の生理周期を把握するだけで「そろそろ生理が始まるから、今週はゆったりとした気持ちで過ごそう」と、気持ちの変化にも徐々に対応することができるようになります。

1日を「丁寧に過ごす」

PMSの症状は、ストレスや生活習慣が密接に関係しているため、日頃からちょっとしたことに注意する必要があります。

生理開始の予定日2週間ほど前から、リラックスタイムを定期的に取り入れる、いつもよりもしっかりと睡眠時間を確保する、規則正しい生活を心がけるなど、いつも以上に1日を丁寧に過ごすことを意識してみましょう。

無理をする必要なんてまったくない

生理前で情緒不安定なときは、どうしても気持ちがネガティブな方向に向いてしまいがちです。そのため、できる限り新しいことや大きな仕事は避け、「無理なことはする必要がない」と自分に言い聞かせてあげましょう。

生理前は、自分が好きなこと、心からリラックスできることをして自分自身をたっぷりと甘やかしてあげる時期です。ゆったりとくつろぎながらポジティブになれるようなドラマや映画鑑賞を楽しんだり、大好きなカフェでホットココアを飲んでリラックスしたり、お気に入りのルームウェアで癒されるだけでも気持ちがゆるんでくるはずです。

クリニックに相談するのも手

生理前の情緒不安定がひどい場合は、婦人科などのクリニックに相談してみるのも手です。

私自身は、専門医の指導のもとで漢方薬をつかった治療を行ってきましたが、ほかにもピルやカウンセリングなどによる治療があり、「絶対に治るから大丈夫だよ」というドクターからの一言にすごく励まされた経験があります。PMSがひどく、セルフケアだけでは改善が見られ場合にはいちど、クリニックを受診し相談してみることをおすすめします。

「自分を大切にする」ことも周囲への思いやりになる

また、情緒不安定などの症状があらわれて心配をかける可能性が高い家族や恋人などには、あらかじめ自分の気持ちや心の状態を理解してもらうことも大切ではないかと思います。あらかじめ伝えておくことで思わぬ誤解やトラブルを防ぐことができますし、周囲からの理解を得られるだけでも症状が和らぐこともあります。「PMSは生理前だけだし」「ちょっとイライラするだけだから……」と思うような方もいるかもしれませんが、自分自身を大切にすることは周囲への思いやりにもつながっていきます。

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