醤油の賞味期限とは?未開封なら賞味期限切れ後も使える?

醤油の賞味期限とは?未開封なら賞味期限切れ後も使える?

醤油を特売で見つけたら、ついまとめ買いをしてしまいますよね。たしかに醤油は調味料として欠かせないものですが、料理に使用するのは少量なので、余らせたり未開封のまま賞味期限切れになったりした経験がある人もいるのではないでしょうか。あなたは賞味期限切れになった醤油を使用しますか?今回は醤油の賞味期限や使用の可否について解説します。

醤油の賞味期限はどれくらい?

賞味期限とは、記載された日までならばおいしく食べることができる期間のことです。醤油の賞味期限について見ていきましょう。

醤油の賞味期限はどれくらい?

醤油の賞味期限(未開封)

醤油は硬質ボトル・パウチ・瓶などに入っていますが、使用される容器によって賞味期限は変わってきます。料理によく使用される濃口醤油やたまり醤油の賞味期限を見てみましょう。

  • 硬質ボトル入り醤油の賞味期限 1年半
  • 瓶入り醤油の賞味期限 2年

発酵食品なので、未開封の場合においては賞味期限が長いです。ご紹介したのは濃口醤油の賞味期限ですが、薄口醤油や白醤油は濃口醤油に比べて賞味期限が短くなりますよ(8カ月から1年)。

メーカーが定めている醤油の賞味期限

各メーカーが定めている醤油の賞味期限をチェックしてみましょう。

  • 醤油の賞味期限 キッコーマン「いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ」硬質ボトル 1年半
  • 醤油の賞味期限 キッコーマン「いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ」スタンディングパウチ 10カ月
  • 醤油の賞味期限 ヤマサ「 絹しょうゆ」硬質ボトル 1年半
  • 醤油の賞味期限 ヤマサ「丸大豆しょうゆ」スタンディングパウチ 1年5カ月

メーカーが定めている賞味期限は未開封のものに限ります。遮光性に優れていたり空気が入らないよう設計されたりしたボトルやパウチほど、製造から時間が経過しても醤油のうま味を楽しむことができます。
ただし、賞味期限が1年以上あるものでも、その醤油が保管されていた環境(高温多湿など)によっては劣化する可能性があるため、使用する前に異常がないか確認することをおすすめします。

醤油の賞味期限切れ(未開封)使っていいの?

未開封のまま賞味期限切れになった醤油を料理に使用してよいか、迷うことがありますね。醤油メーカーのホームページなどから、以下のことがわかりました。

醤油の賞味期限切れ(未開封)使っていいの?

  • 醤油の賞味期限切れ3カ月程度過ぎたものでも使用可能(保管状態がよい場合)
  • 加熱処理しているためカビが生えることはない(未開封の場合)
  • 風味を損ねる可能性はあるが(賞味期限切れ3カ月でも)健康を害することはない

醤油は未開封で保管状態がよければ(高温多湿を避けた環境)賞味期限切れ3カ月程度ならば健康を害することはないようです。また、SNSの投稿を見ていると、賞味期限切れから1年が経過したものを使用しているという人もいます。ただ、保存環境は家庭によって異なるため、賞味期限内であっても料理に使用できない状態になっていることもありますよ。

醤油の賞味期限(開封後)は?

醤油は開封するとたちまち酸化が進行するので、なるべく空気にふれないよう蓋をしっかりと閉めて冷蔵庫で保管しなくてはなりません。

醤油の賞味期限(開封後)は?

メーカーは開封後は1カ月をめやすに使用することをすすめています。開封後に賞味期限切れになった醤油は状態を確認し、使用できるものは早めに使い切るようにしましょう。

醤油の賞味期限切れでおすすめできない状態とは

賞味期限切れから日数が経過した醤油の特徴として、表面に白いものが浮いたり色が濃くなったりすることが挙げられます。このレベルならば風味が落ちる程度で使用することは可能です。ですが、以下のような状態ならば使用はおすすめしません。

醤油の賞味期限切れでおすすめできない状態とは

ドロドロしている

醤油の劣化が進行するとドロドロとした状態になり、腐敗します。使用するのは止めましょう。

異臭がする

明らかに醤油とは異なる臭いがする場合は、使用するのは止めましょう。

賞味期限が切れた醤油の使い道

賞味期限が切れた醤油をそのまま食べる(刺身醤油・ドレッシング)のはおすすめできません。

煮物や汁物など、加熱処理を伴う料理に活用するとよいでしょう。

醤油の賞味期限10年という強者も!その捨て方

醤油をパントリーの奥にしまいこみ、10年以上放置している強者もいますが、発酵食品とはいっても購入時と比べて見た目が明らかに異なるでしょう。賞味期限から半年以上経過した醤油を使用する際は、見た目や臭いをチェックし、少しでも異常を感じたら潔く捨てることをおすすめします。

醤油の賞味期限10年という強者も!その捨て方

賞味期限切れの醤油の捨て方

賞味期限切れの醤油を排水口やトイレに流すと環境破壊の原因を作ることになります。醤油などの液体調味料は可燃ごみとして捨てるようにしましょう。空の牛乳パックに新聞紙やボロ布などを入れ、そこに醤油を注ぎます。蓋をして、さらにガムテープで醤油が漏れないよう封をしてから可燃ごみとして出してください。醤油の容器についてはお住まいの自治体のルールに従って捨てましょう。

最後に

醤油は未開封の場合ならば冷暗所で保存ができますが、開封後は蓋をしっかりと閉めて冷蔵庫で保管してください。また、1カ月をめやすに使い切るようにしましょう。冷蔵庫から賞味期限切れの醤油が出てきた場合は、状態をよく観察してから使用することをおすすめします。賞味期限切れで未開封の醤油を見つけたときは、状態をよく見て判断し、加熱調理をしてください。無理に使用するのはおすすめしません。

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