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乾パンと言うと災害時の非常食としてのイメージが強いですが、アレンジ次第ではパサつきを感じることなく美味しく食べれることができるってご存知ですか?しかし、乾パンのカロリーが気になりますよね。そこで今回は乾パンのカロリーや気になる氷砂糖の秘密、堅パンとの違いなど、乾パンにまつわるアレコレをご紹介します。
乾パンとは
乾パンのもともと保存、携帯の目的で固く焼き上げたパンで、どちらかと言えばビスケットのような食感と味がある食べ物です。
災害に備えて非常食を備蓄する際にまず思い浮かべるのがこの乾パンという人もいるくらい、東日本大震災をキッカケに購入した人も多いのではないでしょうか。
乾パンに氷砂糖の理由
乾パンと言えばおなじみの「氷砂糖」ですよね。乾パンの一部の製品には氷砂糖が同梱されていますが、「なぜ乾パンに氷砂糖?」と疑問に思っている人も多いはず。
その理由にはきちんとした理由があり、災害時の非常食として用いられる乾パンに氷砂糖を同梱することで「舐めて唾液の分泌を促す」という理由があります。災害時は物資不足などから水が手に入りませんよね。そんな時に乾パンを食べても喉が通りにくいことから、氷砂糖で唾液の分泌を促すという、何とも合理的な理由とあったんです。
気になる乾パンのカロリーは?
では乾パンは一体どれくらいのカロリーがあるのでしょうか。保存食として有名な乾パンですが、乾パン1缶(100g)あたり約393kcalとなっています。
手っ取り早く栄養を補給する乾パンは決して低カロリーとは言えない感じですね。ちなみに、白ご飯100gあたりでは約356kcalなので、それよりも高いことがわかります。このことからも乾パンは食べ方や量に気をつけないと簡単に太ってしまいそうな食べ物と言えます。
気になる乾パンの糖質は?
ダイエットする上ではカロリーだけでなく糖質も大切です。固く焼き上げたビスケット生地がぎゅっと詰まった乾パンは炭水化物の塊なので糖質量も気になるところ。そんな乾パンの糖質量はと言うと、100gあたりで約76g。これは白ご飯とほぼ同じくらいの糖質量なので、やはり乾パンをダイエット中に食べる時は注意した方が良いですね。
しかも乾パンは1枚が小さくて食べやすいサイズなので、ついつい食べ過ぎたということにもなり兼ねないので、食べる分だけを予めお皿に乗せておくというのも一つの手かもしれません。
堅パンとの違いは
乾パンとよく間違われる食べ物に「堅パン」があります。共通しているのはどちらも保存食ということですが、実は全くの別もので、名前の通り非常に堅く、パッケージにも歯が弱い人はご注意くださいとの注意書きもされているほどです。気になる味は乾パンに似た素朴なビスケット風味で、「堅さ」が決定的な違いと言えます。そんな堅パンのカロリーを見てみましょう。
堅パンのカロリー
堅パンの1枚あたりのカロリーは約108kcal。5枚入りと10枚入りがあり、1袋食べきってしまうと簡単に500kcalは摂取してしまうことになります。
乾パンの美味しい食べ方
「乾パンそのままでは素朴すぎるからもっと味を楽しみたい」という人におすすめの、乾パンの美味しい食べ方をご紹介します。色々アレンジすることでいつもとは違った乾パンを楽しめますよ。
乾パンの美味しい食べ方①ミルク乾パン
牛乳に入れて柔らかくするだけで子供でも食べれる乾パンに早変わり♡
【作り方】
①耐熱ボウルに牛乳と砂糖を入れラップをし、600wの電子レンジで1分半加熱する
②電子レンジから取り出し、よくかき混ぜる
③乾パンを入れた器に②を入れ、乾パンがふやけて柔らかくなったら完成
乾パンの美味しい食べ方②ほんのり甘〜いキャンディ乾パン
乾パンに一手間加えるだけでグッとスイーツっぽい感じに仕上がります♡
【材料】
乾パン:100g
砂糖:40g
水:小さじ2
チャービル(飾り用):適量
【作り方】
①フライパンに砂糖と水を入れて中火にかける
②砂糖が溶けて沸騰したら乾パンを入れて絡める
③表面が白っぽくなったら弱火にし、かき混ぜる
④表面が透明になったら火から下ろし、クッキングシートを敷いたバットに並べて冷ます
⑤固まれば完成
ダイエット中に乾パンはアリ?ナシ?
乾パンのカロリーや糖質からもわかるように、ダイエット中であれば乾パンは控えた方が無難でしょう。
ただ、あの素朴感が大好きという女性がいるのも事実。しかもダイエット中は余計なストレスを感じてしまうと食べ過ぎてしまう原因にもなるので、どうしてもダイエット中に食べたい場合は「週に1回だけ」「1個だけOK」というようなルールを作り、ストレスを溜め込まないことが大切になります。
最後に
いかがでしたか?今回は、乾パンのカロリーや糖質、氷砂糖の秘密や堅パンとの違いについてご紹介しました。参考になれば幸いです。