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寒い日に飲むとほっとするココア。ココアには様々な効果が期待でき、季節を問わずココアを飲むことで健康をサポートしてくれる飲み物だと言われています。ですが、ココアにはデメリットもあるのだとか…。今回は、ココアに期待できる様々な効果、効果的な飲み方やおすすめレシピをご紹介します。
ココアの効果って?
ココアには、私たちの健康な毎日をサポートしてくれる様々な効果があります。まずはココアにどんな効果があるのか見ていきましょう。
ココアの効果①紫外線による肌ダメージの軽減
ココアには、抗酸化作用のあるフラボノールが豊富に含まれております。ココアを飲んだ女性と飲まなかった女性の集団で分けて観察したところ、ココアを飲んだ集団の方が日焼けのダメージにより肌が赤くなるのを軽減できた、という結果がでました。
ココアの効果②血流促進、冷えやむくみを解消
ココアに含まれるテオブロミンやカカオポリフェノールのフラバノール、プロシアニジンといった成分は抹消血管を広げ、手足の血行を良くする効果があります。手足に血流が巡ることにより冷えやむくみが解消されます。
ココアの効果③肥満の抑制
ココアには不溶性食物繊維のリグニンが含まれています。この成分は腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を活性化させます。蠕動運動とは、消化した食べ物を腸が伸びたり縮んだりして腸内を移動させ、体外に排出させることです。便秘の解消やコレステロール値の低下により肥満の抑制に繋がります。
ココアの効果④脳の機能を改善
ココアに含まれるデオブロミンには大脳皮質を刺激し、集中力や記憶力を高める効果があります。また、リラックス効果もあります。
ピュアココアとミルクココア、おすすめはどっち?
スーパーには甘くないピュアココアと甘いミルクココアが売られています。目的によって選び方が異なってきます。ココアの効果を活かすにはどっちを選ぶのが良いか、ご紹介しましょう。
ピュアココアとは
「ピュアココア」「純ココア」は商品名になります。種類別にみると「ココアパウダー」の分類に入るものです。甘さがないのが特徴です。ダイエットで体重を落としたい、という人はココアの効果がより良く出る、ピュアココアを選ぶことをおすすめします。
ミルクココアとは
「ミルクココア」は商品名で種類別みると「調整ココア」の分類に入ります。砂糖や乳製品を加えたものになります。もちろん砂糖など含まれていますので、その分カロリーが高くなります。ダイエット目的ではなく、記憶力アップやリラックス効果などが目的であればミルクココアを選ぶことをおすすめします。
ココアの効果的な飲み方とは?
ココアの効果を最大限に発揮する飲み方は、ピュアココア(純ココア)を白湯で割ったココアのお湯割り、ホットココアがおすすめです。ココアのお湯割りなら、糖質を抑えつつココアの効果を摂り入れることができます。また、ココアの効果的な飲むタイミングは食事の前です。食事の前にココアを飲むことにより、食欲を抑え、食べ過ぎを防ぐことができます。
これらをまとめると、1日3食食事の前にココアのお湯割りを飲むことが、ココアの効果的な飲み方ということになりますね。
ココアのおすすめ!効果的な飲み方レシピ
先ほど、ココアの効果的な飲み方をご紹介しましたが、やはり甘味がないと飲みにくい、という人もいるかと思います。ピュアココアでしたら甘さの調整が可能です。ここではピュアココアを使ったおすすめの飲み方レシピをご紹介しましょう。ココアの効果を年中摂り入れることができるレシピ。夏場であれば、作ったココアを冷やして飲んでも美味しくいただけます。
効果的な飲み方レシピ①豆乳ココア
<材料>
・ピュアココア…小さじ3
・豆乳…180ml
・お好みではちみつ
<作り方>
1. マグカップにピュアココアと少量の豆乳を入れ、だまが無くなるまで練る。
2. 残りの豆乳をマグカップに入れ、かき混ぜる。
3. 鍋に移し、沸騰直前まで温めて、できあがり。
●鍋に移さず、レンジで1分30秒温めてもできあがります。ただし吹きこぼれに注意
効果的な飲み方レシピ②チャイ風ココア
<材料>
・ピュアココア…小さじ3 ・お湯…180ml
・スパイス(シナモン・カルダモン等)…少々
<作り方>(上記の豆乳ココアとほぼ同じ手順です)
1. マグカップにピュアココアと少量のお湯を入れ、だまが無くなるまで練る
2. 残りのお湯をマグカップに入れ、かき混ぜる。
3. 鍋に移し、スパイスを投入。沸騰直前まで温めて、できあがり。
●お湯ではなく、牛乳・豆乳で作っても美味しいです。
ココアにおすすめのトッピング
紹介したレシピにトッピングをすることでより一層、ココアの効果やダイエットが効果的になるものをご紹介します。
・バナナ
バナナを加えることによりさらに食物繊維が追加され、ココアの効果の1つの食物繊維も合わさりより便秘解消に繋がります。
・マシュマロ
マシュマロを1つ加えることにより、ほんのり甘みが加わります。甘さなしが苦手、という人には1つだけトッピングをして、ココアを楽しみましょう。
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ココアにもデメリットがある?
ココアの効果をご紹介してきましたが、やはり摂りすぎも禁物です。どのようなデメリットがあるのかをご紹介します。
ココアのデメリット①太る
ピュアココアで砂糖を足さない場合は当てはまりませんが、ミルクココアには砂糖や
粉乳が含まれています。その分、ミルクココアは高脂肪・高カロリーになってしまいます。
ココアのデメリット②下痢
不溶性食物繊維が含まれているとご紹介しました。ココアを飲みすぎると便秘を解消するどころか、下痢になってしまうこともあるようです。
ココアのデメリット③頭痛
頭痛になる原因の1つとしてココアに含まれるチラミン、カフェイン、ポリフェノールという成分。これらの成分は血管を拡張・収縮させる働きがあります。頭痛の一種である片頭痛は、脳の血管の収縮により神経が刺激され引き起こされるものであると考えられております。
ココアのデメリット④気持ち悪くなる
原料となるカカオには、実は「カカオアレルギー」というものがあります。ほかの食物アレルギーと同様にアレルギー反応を引き起こしてしまい、気持ち悪くなることもあります。同じ原料であるチョコレートは、ココアよりも砂糖や油脂が含まれており、チョコレートよりもココアの方がアレルギーの症状が出やすくなる傾向があります。
最後に
ココアの効果を一層取り入れるには「ココアのお湯割り」を試してみましょう。
苦味が苦手な人は、糖質の少ない豆乳で割ったり、マシュマロトッピングで試してみましょう。また、飲みすぎ、摂りすぎは注意して、ココア生活を楽しんでくださいね。
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