牡羊座の人の特徴★牡羊座の神話と星座の話

牡羊座の人の特徴★牡羊座の神話と星座の話
  1. 星座占いのスタートの星座

    黄道第1番目の星座がこの牡羊座です。そのため十二星座占いでは牡羊座が一番最初に表示されています。これはかつて春分点があったためであり、とても重要な位置であるとされていました。春分点は周期で移動してしまうため、現在は魚座に位置しています。

    牡羊座は『ペガサスの大四辺形』の近くにあり、牡羊座の頭部に当たる部分にはさんかく座の南にある3つの星が目印となります。しかし牡羊の胴の部分には明るい星がないため、見つけやすい星座とは言い難いでしょう。天を見上げる時は、隣にある魚座と同じように、隣接するペガサス座やさんかく座を目印にして探すことになります。十二星座の一番始めとなるパワフルな星座としては少々地味な印象かもしれません。

  2. 牡羊座の神話

    牡羊座の神話ギリシャ中部の地方であるボイオティアの王アタマスと、彼の最初の妻であるネフェレーとの間には、二人の子供がありました。息子のプリクソスと娘のヘレーです。しかしその後王はネフェレーと離婚し、新たにイノーという後妻を迎えることとなりました。
    イノーはやがて二人の子を産みましたが、前妻の子であるプリクソスとヘレーを疎ましく思うようになりました。やがて二人の殺害を企て、「プリクソス王子とヘレー王女を大神ゼウスへの生贄としてささげよ」という嘘の神託をでっち上げたのです。

    これを知った生みの親ネフェレーはたいそう悲しみ、大神ゼウスに子供たちの命を助けてほしいと祈りました。哀れに思ったゼウスは金色の毛皮を持つ空飛ぶ牡羊を子供たちのもとに遣わしました。プリクソスとヘレーはこの牡羊の背中に乗ってボイオティアから逃げ出すことに成功しました。しかしヘレーは逃げる途中、海に落ちて死んでしまいました。

    ひとり黒海の果てにあるコーカサス地方のコルキスにたどり着いたプリクソスは、この地で牡羊をゼウスに生贄としてささげ、その黄金の毛皮をコルキスの王アイエテスに贈ったのです。王はこの毛皮を気に入り、森の木の幹に打ち付けて決して眠らない竜に番をさせて守りました。やがてプリクソスはこの地で王女を妻に迎え、5人の子供をもうけたといわれています。
    そして海に落ちて死んだとされるヘレーは、海の神ポセイドンによって助けられ、その後ポセイドンの愛人になったという話が伝えられています。

  3. 牡羊座の人の特徴とは?

    大胆かつ正直で正義感に溢れた強い生命力を持つのが牡羊座です。十二星座の一番最初であるため、スタートダッシュのような性質で、どんな分野においても実力を発揮して第一人者となれる性格です。行動力があり、機敏で瞬発力があります。多少の障害は気にせず、周囲のほうが心配してしまうほど大胆に恐れず行動します。しかし一方でせっかちな面もあり、考えだけが先走って失敗することも。他人の気持ちを置いてきぼりにしてしまうような、配慮に欠ける面もあります。

    支配性は火星で、星座石はルビー・ダイヤモンド。ラッキーカラーは赤・ピンク。相性の良い星座は同じ火の属性である射手座と獅子座です。

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