あなたの守護霊はどのタイプ？龍神・稲荷・天狗・弁天4つの自然霊の種類と性格

この世には、さまざまな魂が共存しています。「人霊」・「動物霊」そして「自然霊」もそのひとつです。スピリチュアルの世界のおける「自然霊（しぜんれい）」とは、この世に一度も姿を持ったことのない「霊」を指します。自然霊には、「神」と呼ぶのにふさわしい高級自然霊もあれば、私たち人間を惑わす低級な自然霊もいます。そして、植物や鉱物に宿る自然霊もあれば、土地を守る氏神様、おとぎ話に出てくる妖精や、お稲荷さんとして知られる狐霊、龍神や天狗なども自然霊であると考えられています。
また、自然霊は天候などの自然現象を司る働きを持っています。昔の人たちは、このような自然霊のエネルギーに敬意と感謝を抱いて生きていました。それは、私たち人間が自然霊によって守護されているということを、大昔から知っていたためでしょう。ここでは、そんな自然霊についてまとめていきたいと思います。

あなたの守護霊はどのタイプ？自然霊の種類とその性格とは

自然霊は、「龍神系」・「稲荷系」・「天狗系」・「弁天系」といったように、大きく4つに分けられます。
私たちはこの4種類の何れかの自然霊に見守られながら人生を送っているのです。
守護している自然霊と守護されている人は性格が似ているといわれています。
ですから、そのタイプの自然霊が自分の性格に似ているかによって守護してくれている霊を判断することができます。

守護霊のタイプ①龍神系

白黒をはっきりさせたい性格で決断力があります。
リーダータイプの人が多く、面倒見も良い親分肌ともいえます。
勝負運が強く、パートナーの運気を上げる力も持っているでしょう。
欠点は、結果を早く求めてしまうせっかちなところです。
また、妙なところで気持ちがブレてしまう所もあります。

守護霊のタイプ②稲荷系

楽観的で、好奇心旺盛です。
情報を集めることや、新しいものに手を出すことを好む傾向があります。
一方、勤勉で頭の回転が速いという一面も・・。
また、食に困ることが無く、美人が多いという特徴もあります。
ですが、優柔断で気が弱い所や、飽きっぽい所が欠点といえるでしょう。

守護霊のタイプ③天狗系

感が良く、プレッシャーに強いタイプです。
また、自分の世界を持っている人です。
個性的な芸術家が多く、才能やアイディアに恵まれています。
逆境に負けないエネルギッシュな一面もあり、頑固な一面も・・。
しかし、がさつで人の話を聞かないところや、マイペースで傲慢なところもあります。

守護霊のタイプ④弁天系

努力家で頭の良い人が多くなっています。
気配りのできる縁の下の力持ちタイプです。
思いやりがあり、優しい癒し系ですが、美意識が高く金運に恵まれています。
華やかな芸能人に多いといわれています。
しかし、臆病な一面もあります。

自然霊の世界観について

自然霊の世界観①龍神界とは

龍神は、非常に怒りやすい性質を持っています。
それは自己の住居を全滅させられた為の怒りです。
そして、そのことを人間に気付かせ、代わりの住居を得たいためです。
龍神は熱しやすいため、水がなくては居られず、非常に水を欲しがります。

自然霊の世界観②稲荷界とは

稲荷神とは、稲を象徴する穀霊神・農耕神です。
「稲荷」とは食物の神を示します。
稲荷界のトップに君臨しているのが白狐となります。
平安時代になってから、狐を神使とする信仰が広がっていったといわれています。
狐は穀物を食い荒らすネズミを捕食することや、狐の尻尾の形が実った稲穂に似ていることから、狐が稲荷神の使いとして位置付けられたともいわれています。

自然霊の世界観③天狗界とは

天狗界とは、各地の山岳地帯の霊界です。
天狗は山の守護としての役を司っています。
天狗の面貌（めんぼう）、すなわち顔付きは、人に屈することを嫌い高慢な想念がそのまま形となって表れたものです。
顔が赤いのは、天狗には酒豪が多いためとされます。

自然霊の世界観④弁天の世界とは

弁才天（べんざいてん）とも呼ばれる仏教の守護神です。
ヒンドゥー教の女神である「サラスヴァティー」が仏教に取り込まれた呼び名となっています。
サラスヴァティーは、聖なる河とその化身の名前です。
弁天は水の神様であり、芸能の神様です。
知恵と芸術、そして幸福を司る、非常に聡明で美しい女神だといわれます。
海の守り神として人々に信仰されていました。

最後に

このように、自然霊について調べていくと、姿としてみることはできないけれど、自然霊それぞれの由来や世界観がわかります。それぞれの自然霊の性格から、今の自分はどのタイプが近いかを知ることができますね。そして、自分がどの自然霊によって守護されているのか、支配されているのかを知る手がかりになるでしょう。また、地震や集中豪雨など、不安定な天候は自然霊の「警告」です。自然霊の存在を感じながら日々を生きることは、今の自分と冷静に向き合うことを教えてくれます。