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私たちの住んでいる世界は常識的で物質的な世界であり、物理的な法則が成り立っています。
そして、スピリチュアルな世界は非物質的であり、常識的なルールに従わない魂の世界が広がっています。
そんなスピリチュアルの世界にも、いくつかの法則が成り立っています。
それが「波長の法則」と「カルマの法則」です。
スピリチュアルについて理解するためには、そして、スピリチュアルな力を人生に活用するためには、これらの法則が成り立っていることを知ることがとても重要になってきます。
その意味を知ることは、私たちの人生を今よりもっと生きやすいものにしてくれるはずです。
ここではこの二つの法則についてまとめていきたいと思います。
スピリチュアルの基礎知識①波長の法則とはどんな意味?
「波長」とは、私たちが生み出すエネルギーを指します。
波長には、同じ波長を持つ同士を引き付けるという性質があります。
そして「波長の法則」とは、波長の同じ者同士がお互いに呼び合うというスピリチュアルな真理のことをいいます。
「類は友を呼ぶ」というように、似ている波長を持った人が自分の周りに集まります。
つまり、自分の周囲にいる人々、取り巻く環境、起きる出来事は全て今の自分自身の波長を表しているということになるのです。
例えば、「私の友達はステキな人ばかり」と思っている人は、あなたがステキだからなのです。
逆に、嫌いな人が多いときは、自分自身の心を注意して見つめるべきなのです。
「高い波長」は善意や高い志を示し、「低い波長」は悪意や低い志を示します。
人との出会い、環境、仕事、どんな土地に住むのかも、全て波長が関係しているのです。
家族も同じように、もともと魂の性質が似た者同士だからこそ、波長が引き寄せられて家族になっていると考えることができます。子供が親に似るのは、魂の性質が似ているからなのです。
睡眠中に、私たちの魂はスピリチュアル・ワールドへと旅しますが、魂が行く階層は私たち1人1人の派長にぴったりと合ったところだと考えられています。
睡眠中は、肉体の意識が薄れ、魂の意識が大きく開かれると考えられています。
だからこそ、睡眠中に見る夢には何らかのメッセージがあると考えられているのですね。
低い波長を高くするためには、志を変えることが大切です。
このように、波長の法則に従って、長い目で意識すれば、人生を好転させることができるというわけですね。
スピリチュアルの基礎知識②カルマの法則とはどんな意味?
「カルマ」には「業」・「働き」・「行為」などといった意味があります。
そして自らの意思を持って何かアクションを起こすことを指します。
カルマはヒンズー教の思想であり、インド発祥の言葉です。
サンスクワット語で「カルマン」とも言います。
「カルマの法則」とは、あなたの思い・行動・言葉の全てが要因となり、その結果があなたに返ってくることを表す、スピリチュアルな真理を指します。
「自ら蒔いた種は自ら刈り取る」という言葉の通りですね。
カルマは「種」にあたります。
良い種を蒔けば良いことが起こり、悪い種を蒔けば悪いことが起こるという考えです。
「因果応報」という言葉として表現されることもありますね。
魂は数えきれないほど多くの輪廻転生を繰り返しています。
その中で、男性であったり、女性であったり、人間以外の存在であったり、豊かなときもあれば貧しいときも、そして幸が多い生も、苦しみが多い生もあります。
そういった無数の前世の中で行ってきた因を、今私たちはカルマの果報として受けているのです。
ですから、悪いことが起こったときは、自分自身の浄化が進んだことであるため、喜ばしいこととして受け止めましょう。
このように考えると、私たちの身に起こること全ては、カルマによって引き起こされているということが
理解できるようになります。
苦しいときも、辛いときも、どのようなときも、善意を積むことで、善の果報が返ってくるのですね。
感謝の気持ちを持つことや、ネガティブな言葉をポジティブな言葉に変えること、良い行いをすることによって、人生を好転させることができると考えられているのです。
最後に
波長の法則や、カルマの法則について知ると、今の自分が置かれている状況を冷静に判断することができるでしょう。
古くからある言葉「因果応報」の意味も再確認することができます。
そして、私たちが「業」として何をすべきかが自ずと見えてくるはずです。
このような知識は、困難なときほど助けになるでしょう。
自分の身に降りかかる災難や困難に対しても、今までとは違った角度から物事を見極めることができるようになり、対処していくことができそうです。
また、悪い事が起きたときも、浄化が進んだ証として、気持ちを楽に持つことができますね。