このジュノーと土星が対人関係の部屋にいるのも、いかにも将棋って伝統的な世界にいる感じよね。昔から今まで、そしてこれからもまだまだ自分より年上の厳格なおっさんには囲まれて続けるわけよね。
獅子座23度の月と牡牛座の22度の土星はスクエアで、やっぱり伸び伸びやりたくてもいつも頑固オヤジが目を光らせてる感じ、それにストレスもプレッシャーもかけられたんじゃないかとは思うのよ。
でも、幸いなのは竜王の場合、この7室のジュノー土星合は、彼の棋士としての在り方を表す乙女座の水星火星とはトラインでラブラブ。プレッシャーを感じつつも、先輩たちのご機嫌を損ねないようにうまくやってこれたのかも。
乙女座の水星火星は長い物には巻かれろ精神の持ち主で折り目正しい振る舞いができるから、礼儀の面ではきちんと対処してこれただろうし、獅子座の月のプライド高さを態度や口に出しさえしなければ「最近の若者にしては見所がある(目上に敬意をはらえる)」って思われてたはずよ。
じゃ、本人についてはこのくらいにして。次からは奥さんのほうを観ていくわね。
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■羽生善治竜王シリーズ