戦争が近い?有事への備えがあれこれと【久賀原鷹彦】2024年2月12日時点

戦争が近い?有事への備えがあれこれと【久賀原鷹彦】2024年2月12日時点

※2024年2月12日時点までの情報です。

日本は戦争をしない・できない国。でも、最近なんだか怪しい動きが多発

SNSやネットニュースで世の中の動きを追っている人達は、なんとなく第二次世界大戦での敗戦以降、2度と戦争をしない・できない国のはずの日本が「戦争の準備をしているように思える」ことが増えているんじゃないかな。

一番最近「おや、なぜだ?」と思ったのはこのニュース。

『有事で負傷した自衛官への輸血』を想定した動きが!?

『有事で負傷した自衛官への輸血』を想定した動きが!?

防衛省、血液型を問わず投与できる血液製剤を独自製造へ 厚生労働省と調整

2024年2月11日 6時17分

ざっくり言うと:

防衛省は、血液型を問わず投与できる血液製剤を独自に製造する方針を固めた

有事で負傷した自衛官への輸血で、血液型の確認などの煩雑さが課題だった

薬事承認に向けて、厚生労働省と調整を進めているという

防衛省 血液製剤を独自製造へ 全血液型に対応 – ライブドアニュース

SNSでこのニュースへの反応を見ていたら、こういった話題に詳しいらしい人達が皆、これは戦争の準備だと言っている。

実際、2年前にはロシアがウクライナへの軍事作戦の前に、輸血用の血液を確保していた。

ロシア、輸血用血液をウクライナ国境付近に移動 戦闘準備か=米当局者
Reuters
2022年1月29日

ウクライナとの国境付近で軍を増強させているロシアが、戦闘で負傷者が出た場合に備え、輸血用の血液を含む医療物資を国境沿いに移動させたことが、複数の米当局者の話で分かった。ロシアが侵攻の準備を進めていることを示す重要な動きとして警戒されている。

ロシア、輸血用血液をウクライナ国境付近に移動 戦闘準備か=米当局者

1月には能登半島地震の対応を名目に自衛隊員数の増強を表明

1月には能登半島地震の対応を名目に自衛隊員数の増強を表明

時系列ではこの血液製剤の話より前になるけど、1月4日の時点で『自衛隊員増強』が表明されていた。能登半島の地震に対応する人員の増加、というだけだけど2000人から4600人へと、倍以上だ。

岸田文雄首相は4日、能登半島地震で対応に当たる自衛隊員を約2千人から、4日中に4600人に増強すると表明した。官邸で記者団に述べた。

首相は、地震で倒壊した建物などに巻き込まれた被災者を、現時点で156人救助したことを明らかにした。被災地から要望が寄せられる前に政府自ら動く「プッシュ型支援」を強化するため、9日に予備費拠出を閣議決定する考えも示した。

自衛隊員を4日中に4600人に増強 能登半島地震で岸田首相が表明

・・・本当に能登半島のためだけなのかな?という疑問はこれを読んでいる人達は誰もが抱いただろう。

予備自衛官の採用年齢の拡大も

さらに、1月22日の時点では「予備自衛官」の採用年齢の制限を34歳から52歳へと大幅に引き上げている。

「予備自衛官補」の採用年齢、34歳未満から52歳未満に引き上げ(2024/01/22)

 防衛省は22日、教育訓練を受けて「予備自衛官」に任用される「予備自衛官補」の採用年齢(18歳以上)の上限を、現行の34歳未満から52歳未満に引き上げると発表した。同日始まった新年度の募集から適用する。自衛官未経験者からの採用拡大を図る狙いがある。

「予備自衛官補」の採用年齢、34歳未満から52歳未満に引き上げ

・・・これも、有事にいざとなれば闘える人員の予備軍を確保する動きに思えてしまう。

他にもいろいろあるけど、とりあえずはこの自衛隊関連の3つの動きだけでもきな臭いな、と思ったんで取り上げておいたよ。

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