桃のカロリー・栄養は?皮から香りまで効果的な食べ方を紹介

桃のカロリー・栄養は?皮から香りまで効果的な食べ方を紹介

丸い形と甘い香りが特徴的な桃、フレッシュで柔らかい果肉には栄養がたっぷり含まれています。今回は、桃の栄養を中心に桃の魅力をご紹介していきましょう。さらに栄養の効果や果肉以外の皮や種、香りに含まれる効果効能も余すところなくお届けします。

桃のカロリーと栄養は?

桃は甘いのでカロリーが高く感じますが、桃1つあたり100kcalと低めです。さらに脂肪分は0.1gと低く、太りにくい果物としても有名。まずはそんな桃の栄養からチェックしていきましょう。

桃のカロリーと栄養は?

桃の栄養素①カリウム

桃にはさまざまな栄養が含まれていますが、その中でも代表的な栄養がカリウムです。カリウムは、ミネラルの一種で細胞内液に大半が存在しています。最も有名な働きは、高血圧の原因である外液に存在するナトリウムをバランスを摂りながら細胞を正常に保ってくれる特徴です。カリウムは桃の他に、バナナやほうれん草、アボカドなどに含まれています。

桃の栄養素②ペクチン

桃には、食物繊維の1つであるペクチンが入っています。ペクチンは果物や野菜などに含まれる多糖類で、ジャムを作る時などにも活用。水を大量に吸って細胞同士を繋ぎ合わせる接着剤のような役割を持っています。腸内環境を整えてくれる働きや便秘を解消してくれる効能も。

桃の栄養素③ビタミンC

桃は甘さの中に酸っぱさもある人気の果物です。その理由がビタミンCです。ビタミンCは水溶性で、水に溶けてしまいます。さらに細胞の健康やお肌の美しさを保つためにも欠かせない栄養。ビタミンCによりコラーゲンを作ることで、細胞と細胞の間で結んでくれます。

桃の栄養は果肉以外にも満点

桃は果肉以外にもいろいろな場所に栄養が潜んでいます。桃の皮や種、葉、香りに含まれている効能をチェックしていきましょう。

桃の栄養は果肉以外にも満点

桃の皮の効能

桃は果肉だけでなく、皮も一緒に食べれる食材です。食べる時は皮をきれいに洗って食べることをおすすめします。桃の皮にはカテキンがたっぷり含まれていて、抗酸化作用に優れていることが特徴です。一緒に食べることで活性酸素が増えることを防いでくれますよ。

桃の種の効能

桃には生薬として使われる部分があります。それが種です。種は桃仁という名前を持っており、桃の種の核を取り出して干したものが使われます。この桃仁は特に女性ホルモンの乱れを整えるための効能を持っているのです。

桃の葉の効能

桃の葉は食べるというよりもお風呂に入れて使われます。葉の中にはタンニンやマグネシウム、カリウムなどが含まれており、汗疹や湿疹などの肌トラブルに効く効能が。使用する時は、乾燥させてからお湯に入れて使うのです。

桃の香りの効能

桃は香りにも効能があります。桃の甘い香りはタマリンという成分で、ポリフェノールの一種です。独特の優しくて甘い香りがリラックス効果を与えてくれます。体内のリンパや血の流れをスムーズにしてくれる働きがあるところも特徴です。

桃の栄養効果は?

続いては桃の栄養が持っている効果をご紹介します。桃には健康面や美容面で多くの効果が魅力です。それではさっそく、一緒にチェックしていきましょう。

桃の栄養効果は?

桃の栄養効果①がん予防

桃には脂肪細胞の働きを活発にしてくれる作用があります。これによりガン予防はもちろん、糖尿病や老化防止、動脈硬化なども防いでくれる効果が期待できるのです。

桃の栄養効果②アンチエイジング効果

桃には肌や内臓の老化を防ぐ効果があります。薬効成分であるクリサンテミンやビタミンC、ビタミンE,

さらにはカテキンも抗酸化作用の高い栄養です。これらの働きで、活性酸素のダメージから細胞を守りながら身体やお肌を美しく若々しく保ってくれる効果へと繋がります。

桃の栄養効果③ダイエット効果

桃の栄養には体内の脂肪細胞を増やして太りにくい身体にしてくれる効果があります。これにより体内の脂肪や糖質を分解してくれるのです。さらに腸内環境を整えて代謝を上げてくれる効果もダイエットをサポートしてくれます。

桃の栄養効果④妊婦さんの便秘防止と肌荒れ防止

桃には鉄分やビタミンも多く配合されていて妊婦さんにもおすすめの果物です。妊婦さんはホルモンバランスが不安定になり、便秘にもなりやすいところがあります。桃を食べることで鉄分やビタミン以外にもミネラルや食物繊維も摂取できるので妊娠中にも食べるようにしましょう。

桃の栄養を効率的に摂取できる食べ方は?

最後は桃の栄養を効率的に摂れる食べ方をご紹介します。桃はそのまま食べてもおいしいですが、いろいろな食材とも相性がよくてバリエーションが豊富です。

桃の栄養を効率的に摂取できる食べ方は?

食べる量の目安と注意点

桃を食べる量は1日に1個がおすすめです。食べ過ぎてしまうと太る原因になるだけでなく、下痢やアレルギーの心配もあります。何個も食べたくなりますが、そこはグッと耐えて1個を朝食べるようにしましょう。

桃の旬は…7月〜8月がおすすめ

桃はいくつか種類があり、品種によって旬が異なります。一番早いと5月くらいと言われており、最盛期が7月や8月の夏です。桃には疲労回復に効果を発揮してくれる栄養も豊富なので夏ばて防止への効果も発揮してくれます。

おすすめの食べ方「桃とモッツァレラチーズのサラダ」

材料

桃1つ、モッツァレラチーズ1袋、生ハム好きなだけ、レモン汁数滴、オリーブオイルお好み、ルッコラ1袋

作り方

①桃を乱切りにカットする
②モッツァレラチーズを手でちぎる
③ボウルに桃とチーズを入れてレモン汁数滴とオリーブオイルをまわしかける
④それをお皿に乗せて生ハムとルッコラを乗せる
⑤オリーブオイルをかけてからブラックペッパーをかけて完成

最後に

桃の栄養はたっぷり含まれていますが、食べ過ぎには気をつける必要がある食材であることがわかりました。身体にいい栄養のある食材でも、食べる量を間違えると逆効果なのでしっかり目安量を守ることが大切です。ぜひ、桃を料理に活用して栄養を効果的に摂っていきましょう。

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