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危険な夢(2)夢で「招かれて食事」をしたら異界や冥界から帰れなくなることがある【芦屋道顕】
※この夢についての記事は人の死に関わるオカルト視点の内容となりますこと予めご了承ください。
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危険な夢(1)亡くなって間もない知人が夢で「一緒に行こう」とどこかへ誘う
■夢は異界の入り口、夢の中の出来事は実際にあったかも
夢は異世界、あの世の入り口とは昔から良く言うが、真実じゃ。さらには、ただの入り口ではなく、夢を見ている間の時間は、すでにあの世あるいは異界に入り込んでそこでしばしの時を過ごしているのじゃ。
そして、目覚めてすっかり忘れてしまう場合は「覚えている必要のない夢」であり、覚えている夢は何かしら、その中に気にかけるべきこと、メッセージがあるのじゃな。
■夢の世界に行きっぱなしになる=眠ったまま死んでしまうこともある
夢の世界は飽くまで「現世、現在いる世界線に身を置きながら、垣間見ている世界」であって、決してそのままそちらの世界へ行ってしまうべきものではない。
目覚めて夢を覚えていることが、夢の世界から戻れたことの証であって、戻れなくなる行為を夢の中で行い、そのまま目覚めなかった者には「何をしたのか」は聞けぬもの。
しかし、臨死体験経験者や、戻れなくなりそうで必死に戻ってきて「なんとか目覚めることができた」人々の話など、また霊やそちらの存在からの情報で分かってきたことがあるゆえ、紹介しておくぞよ。
■夢の中で「どこかに招かれて勧められた食事を口にする」と冥界や異界から帰れなくなる!
食べ物だけでなく、水を飲む、酒を飲むなども同じじゃ。これは古今東西の神話や伝承に同じ話が存在しているゆえ、知っている人も多かろう。
冥界で、冥界の食べ物を口にしたら、この世には帰れない。鬼に連れ去られた妻が、鬼の世界で鬼の食べ物を口にしてしまい、夫が助けに来ても帰れなかったなど。
「あの世や異界で食べ物を口にすると、戻れなくなる」のは、実はそういった『術(じゅつ)』であり『儀式』なのじゃ。
往々にして、食べ物を勧めた夢の中の誰かが、迷い込んだ生者を自分達の「仲間」にしようとして、食べ物や酒を勧めてくる。現世では、ヤクザなどが「盃を交わす」また、秘密結社の入団儀式に、得体の知れない何かを飲まされるなどがあるが、同じ理由なのじゃ。
夢の冥界・異界で何かを口にするのは、
・宴会で豪勢な料理が並んでいて料理を勧められて食べてしまう
これがもっとも危険であるが、他にもいくつか「向こうの世界の手口」があるようで、分かっている限りでは、
・喉が乾いているときに、通りすがりの誰かが飲み物を渡してくれて飲んでしまう/綺麗な水の流れる川や井戸があり、そこの水を飲んでしまう
・誰かに話しかけられ、お菓子などを渡されて食べてしまう
・森の中などでサバイバルすることになり、木の実を発見して食べてしまう/海で魚を捕って食べてしまう
などもあるようじゃ。
■夢の中で食べ放題しても平気な場合、その夢は異界や冥界ではなく往々にして「願望夢」
しかし「夢の中で飲み食いする」ことは珍しくはない。「夢の中でしょっちゅう好物だけどダイエット中だから我慢してる焼き肉を食べる夢、コーラを飲む夢を見るけど?」「夢の中で、何年も前に亡くなったお母さんのカレーを食べたけど、戻ってこれたけど?」などの記憶がある者も多かろう。
そのような夢は、ほとんどは「願望夢」で、現実の日常で満たされない願いを、夢で叶えてストレスを解消しようとする、脳の働きによるものらしいぞよ。
■夢で異界に迷い込んだが帰って来れた?
しかし、夢で「どうにも記憶の再生でも願望でもなく、現実とは思えぬ世界に迷い込み、なぜか懐かしい人々に招かれて宴会であれこれ食べたけれど戻ってこれた」経験者も確かにいる。
これはこの世にまだまだたくさんやるべきことがあり、あるいはやるべきことではなくとも「執着」がある、この世でその者を引き留めたがっている誰かがいる、あるいは守護霊のような存在が「お前はまだまだ、この世で修行を積むべき」と判断して引き戻すなどで帰って来れたのじゃ。
■この世に戻れても油断はできない
このような夢の経験者は、帰れたからといって油断はできない。向こうの世界で何かを口にしたなら、向こうの世界と己の霊体との間に霊線が繋がり、ふとしたときにまたその霊線によって向こうの世界に引き戻されやすくなるのじゃな。
★夢で「何度も同じ宴会に呼ばれる」のは要注意
「夢の中で何やら歓待され、食べ物を口にした」その後、何度も同じ場所の夢を見るようになった場合、特に、
同じような人々(または、得体の知れない何か)が集う、同じような宴会の席の夢を何度も見る場合は、かなり高確率で、向こうの何者かがおぬしを「呼び戻そうとしている」からじゃ。
ま、何者か、というても魔物などではなく、少しばかりせっかちで強引な先祖達やら先にこの世を去った友人達やら、あるいは人間ではなくとも陽気で人間よりも親しめる異界の仲間だったりするゆえ、この世に未練がなければ問題はないことが多いようではあるが。
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さて、飽くまでもこれはオカルト話で医学的根拠も証拠も一切なく、クレーム無用であるが「何度も夢の宴会に呼ばれる」ことを繰り返す間、本人は気付かぬうちに心身、特に脳や血管に問題が発生していて、夢を見るたびその症状が重くなることがあるようじゃ。「眠っている間に亡くなった」人は世の中に大勢いるが、そのうちの何割かは、もしかすると本人が向こうに行くことを自ら選択したのやもしれぬのじゃ。
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