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占いって自分で出来たら面白そうだな。と思ったことはありませんか?小さい頃、雑誌の付録で占いカードを手に入れて、遊んでみたことはありませんか?なんとなく占いを始めてみたいけど、覚えることが多そうでハードルが高いな。と思っているあなた。まずは一歩踏み出してみませんか。ここでは、なるべく簡単に、今持っている知識で始められる、最初から色々覚えないくても大丈夫なタロットの始め方をお伝えします。
最初から色々覚えなくても大丈夫!なタロットカードの選び方
タロット占いは、ランダムにカードを引き、そのカードの絵が伝える事を読み取っていく占い方法です。なので、必要なことは2つ。ひとつはカードを引く方法。そしてもうひとつはいかにしてカードの絵柄を読み取るか。です。初めてのタロットカードを選ぶときにも、この2つを頭に入れておくと良いお買い物ができます。
使いやすいサイズのカードを選ぶ
タロット占いでは、カードを指定の順番に並べたり、机の上でかき混ぜたり、手の上でシャッフルしたりします。ですので、最初は扱いやすいサイズを選ぶことも大切。タロットカードの標準サイズは、トランプよりも大きめで、縦12センチ、横7センチ程度になっています。女性や手の小さい方ですと、これを手の上でシャッフルするのは難しい場合があります。ですので、最初におすすめしたいのはトランプと大体同じサイズの縦9センチ前後、横5〜6センチのミニサイズです。
また、長方形ではなく、円形、ハート型など変わった形のタロットもありますが、タロットカードは絵柄がひっくり返っているかいないか(正位置か逆位置か)で意味が変わってきます。ですので、正逆の判断のしやすい長方形のスタンダードな形をおすすめします。
絵柄は「ぱっと見ただけでストーリが分かるもの」を選ぶ
タロットカードで一番有名なのは「ライダータロット」ではないでしょうか。もちろん私が最初に購入したタロットカードもこれでした。しかし、このカードはアメリカ、イギリス、フランスなどキリスト教文化圏に長く親しまれている方でないと、色々と勉強することが多く、日本人にとっては多少ハードルの高いカードであるとも言えます。るべく簡単にタロットカードを始めてみたい方におすすめなのが、絵柄が日本人用に翻訳されているカードです。
自分が小さい頃から親しんでいるものに翻訳されているので、絵の意味を調べなくても分かるカードがベストです。
私が調べた中では、こちらがいいのではないかと思いました。
日本昔話タロット ミニチュアエディション 78枚組
なぜこのカードが良いのかというと、馴染みの深い昔話を題材としているので、絵を深く読むことができるからです。
「ソードのペイジ」を、ライダータロットとこの日本昔話タロットで見比べてみましょう。
それぞれの絵柄を見て、どんな意味があるのか推測してみると、あきらかに左側のうさぎ柄の方が理解しやすいと思います。
昔話に出てくるうさぎは、ずる賢かったり、寝返ったり、人や他の動物を罠にはめたりするな…。なんて考えたかもしれません。そうです!それでばっちり!完璧にカードを意味を読み取れています。外面がいいけど何考えてるかわからない人。すばしっこい人。右の「ライダータロット」から、陰謀、スパイ、計略などを読み取るにはまず意味を覚えて、そしてイギリス文化のバックグラウンドを調べて理解する必要があります。
【出典】Amazon.co.jp
ほかのカードも見てみましょう。下段中央の鬼が島を見つめる桃太郎のカードはどうでしょうか。私たちは桃太郎をよく知っていますので、困難が待っている状態、意を決して困難に立ち向かう姿勢、桃太郎ならこの困難を切り抜けて成功を掴める。など絵柄から色々なことが勉強しなくても読み取れると思います。
他にも、妖精について詳しい方は妖精をテーマにしたカード。植物について詳しい方はお花のタロットカード。怪談話を沢山知っている人は幽霊のタロットなど、元々よく知っているものに関連した絵柄のカードはとても読みやすく、最初にカードの意味を勉強する必要がありません。
自分がいま持っている知識を元にしたカード選びがおすすめです。
次は、初心者にも分かりやすいタロットの占い方、並べ方についてお伝えいたします。