■山羊座太陽「以外」の要素が小説家の道を選ばせている?
山羊座の太陽だけだったら、本来ならあまり「小説家」のような「形のないもの、イマジネーションを扱う」職業を選ばない傾向があると思うの。しかも大衆受けして何万部、何百万部も読まれる一般受けするものを生み出せる性質ではないんだけどね。
でも、それ以外がこれだけ風×火の要素が強くて、しかも「水星」って言葉を扱う職業の人には欠かせない星なんだけど、仕事運の火星とくっついててホロスコープ全体を見渡しても「強い」配置なのよね。
さらに春樹氏はこれらとは別に、魚座のリリスと乙女座の土星と射手座のキロンがTスクエアってかなり人の心の深い深い部分にある「隠しておきたい欲望」をビンビン刺激する配置を持ってて、大衆受けしつつ、読んだ人それぞれの心をかき乱すような妖しい魅力を放つ言葉を生み出してるんじゃないかしら?
たぶん、星占いの星座の性格をある程度知ってる人に村上春樹氏の小説をそれと知らず読んでもらって「この人何座?」って聞いても「山羊座」って返ってこないだろうし、山羊座の占いの性格を春樹氏の前で読み上げたら「全然違う」って言われると思うのよ。
でも、それなら「12星座占いって意味ないじゃない?」って思うでしょ?ところが、そうは言ってもなんだかんだで太陽星座ってその人の人生傾向を表してて運気には一番関係してるから、まったく無意味でもないから困っちゃうのよね。
その話はまた今度ね!