目次【開く】
徳仁天皇・雅子皇后(2)相性に表れる「縁」と成婚時の第三者の介在
徳仁天皇・雅子皇后の二重円
徳仁天皇が内円、雅子皇后が外円。ハウス区分は徳仁天皇のもの。
このお二人、やっぱり「縁」特に、自然に出逢ったというより、その立場ゆえに周囲が「どうしても、この人をお相手に」と引き合わせて結びつけた感じが出てるのよね。
徳仁天皇のDSCに雅子皇后の土星が合
DSCはずばり、結婚相手を表すけど、そこに雅子皇后の土星が合。そのDSCの支配星でもある徳仁天皇の天王星とは誤差が0.02の超タイトなオポジション。これは他のアスペクトがどうあれ、とにかく出逢ったらDSC側は土星側にガッチリ押さえ込まれる感じ。結婚相手じゃなかったとしたら、イメージ的にはDSC側が逆らえない権威や権力を持った団体かしら。
ちなみに徳仁天皇のDSCのサビアンは『大きな白い鳩、メッセージの担い手』サビアンの解釈は提唱者から翻訳者、高名な占い師etc.みんなそれぞれ違ってるけど大枠では「信念、確信を持って世界と繋がる」「不屈の精神で理念を伝えていく」が共通するかしら。「白い鳩」は平和の象徴だしね。
徳仁天皇のVx(バーテックス)に雅子皇后の水星火星が合
Vx(バーテックス)と天体や感受点の合は恋愛や結婚よりどちらかというと共同経営者とか仕事の相棒とかで、好き嫌いは関係なく「一緒に1つの目標に向かう」関係の2人に見かけるアスペクト。それも、自分で選んだというより、どこかこう「自分の意思を超えたところで、決められていた」ような。その環境にいたから出会った、その人達の中にいたからこの相手と組むことになったけど「選んだつもりはないけれど、自然にその組み合わせになっていた」関係。
夫婦や恋人では、Vxと合するのは太陽か月か、ASCかDSCかドラゴンヘッドまたはテイルを良く見かけるわ。でも、お二人の場合は雅子皇后の水星火星が合。これはどちらかというとビジネス的な関わり。雅子皇后の外交官としての経験や知識、コミュニケーション能力が徳仁天皇の役に立つし、徳仁天皇の立場、環境は雅子皇后のその能力を発揮するのにぴったりだ、ってことね。そう、力のある第三者が見込んで引き合わせたのかしら。
徳仁天皇のICに雅子皇后のジュノー・リリス・海王星が合
あと、徳仁天皇のIC=家庭、家族になる関係を表すポイントに雅子皇后の蠍座ジュノー・リリス・海王星が合。男性のICは奥さん、女性のICは旦那さんが家庭ではどんな人なのかも表すわ。ジュノーは正妻の権利主張で、ICに乗ってるのはもう本当に「付き合うなら結婚前提、しかもきちんとした扱いを」しなきゃな相性。やっぱり、しかるべき人達が引き合わせた感がここにも出てるわ。リリス海王星は若干「不思議な力で◯◯することになる」系の力を持った得体の知れない人が家にいる的な。夫婦でも、いつまでも謎の魅力、吸引力を持った奥様。
結婚相性では結構大事な『IC』と4室
例えば、妻側のDSCに射手座の太陽木星合の旦那さんは、他人から見たら「大らかで陽気な旦那さん」かもしれない。でも、その同じ夫婦で妻のICに乙女座の火星冥王星合で土星が150度とかだったら「外ヅラはいいけど、家では超神経質で細かいことで奥さんを責め立てるモラハラ夫」の可能性だってある。そんな感じで、相性を観るときには「彼は家にいるときはどんな夫になる?」と占いたいときは自分のIC(ICぴったりがなければ4室)に、彼のどんな天体や感受点が入ってるかをチェックしてみるといいわ。