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あなたの家庭では幼い子どもにスマホやタブレットの使用を許可していますか?スマホ育児は赤ちゃんに悪影響を及ぼすともいわれています。幼い子供にスマホを持たせるスマホ育児には、どうしても罪悪感を感じてしまうものです。といっても我が家には6歳の長男、3歳の次男、1歳の長女がいますが、上2人はすでにスマホの虜です。賛否両論ある「スマホ育児」ですが、我が家では4つのルールの元でスマホを与えるようにしています。今回は何となく後ろめたさを感じてしまうスマホ育児について、考えてみましょう。
スマホ育児とは
スマートホンやタブレット型端末を育児に利用すること。 知育やしつけ用のアプリを親子で利用することのほか、子供に端末を持たせて好きなように遊ばせておくことや、親がスマートホンを操作しながら子守りをする状態などを指すこともある。スマホ子守り。 スマホ子育て。
引用元:スマホ育児(スマホイクジ)とは – コトバンク
知育アプリやYOUTUBE動画!我が子がスマホの虜に…
我が家では長男が1歳半くらいのときに私がパートをしていたのですが、そのお留守番中にパパがぐずる息子に困ってスマホでYOUTUBEを見せたのが始まりでした。
トーマスがプラレールを走りながら「チョコエッグ」というお菓子を運び、パカッと割れて中からこれまたミニフィギュアのようなオモチャが出てくるという動画でしたが、1度見てからはスマホを見るたびに「パッカーン!」といって要求するようになりました。
その後、関連動画などを辿ると色々な動画が見れることを覚え、2歳半頃には音声で見たい動画を検索できるほどに使いこなすようになりましたね…。
幼稚園に通うようになると、クラスで流行っているアニメや歌などを見るようになり、人気ユーチューバーが紹介しているゲームアプリまでやり始めるようになりました。
幼稚園で作ってきた七夕の笹飾りに「ユーチューバーになりたい」「どうがへんしゅうしたい」と書いてあるのを見た時は夫婦で顔を見合わせて苦笑いしてしまいました。
目に悪い?教育に悪い?ママ達が感じてしまうスマホ育児の罪悪感
子供がスマホを見ながら1人遊びしていてくれると家事はとってもはかどりますよね。
外出先でじっとしていられなくて騒いだ時にもスマホで動画を見せると大人しくしてくれることもあります。
楽しそうに動画の内容を教えてくれたり、マネしながら遊んでいる姿を見るとクスッと微笑ましくなることもあります。
しかしあまりもスマホに夢中な姿を見ていると、心の奥でモヤモヤと、スマホ育児をしていることに対して「うしろめたさ」も感じてしまうこともありませんか?
「スマホのブルーライトは目に悪いんじゃないか…」とか、「小さいうちはもっと触れ合って遊んであげなくちゃ教育に良くないんじゃないか…」とか、そんな風に自分を責めて、しっかり遊んであげられない私はママ失格なのだと罪悪感をもってしまうこともよくあります。
子供がスマホを触りたがるのは親の影響かも?
そもそも我が家のパパは大のゲーム好きで、スマホアプリでゲームをしたり、YOUTUBEで動画を見たり、休日家でのんびりしているときは常にスマホを見ています。私自身もゲームや動画はあまり見ませんが、SNSや検索サイトでネットサーフィンをするのが大好きで、授乳中にスマホをいじっている姿を見た実家の母に小言を言われたこともありました。
聞いた話ですが、ある子供が「スマホになりたい」と言うので「どうして?」と聞くと、「ママとずっと一緒にいられるから」と答えたそうです。それも何だか切ない話ですよね。たしかにスマホは肌身離さず持っている人も多いと思います。そして無意識のうちに手に取ってしまう…。子供がスマホに夢中になるのは親のスマホの使い方も影響しているのかもしれません。
スマホ育児では子供にスマホを使わせるルールを決めておこう
スマホの使用時間を決める
多くの家庭では1日15分~30分と時間を決めていたり、外出先での待ち時間や移動時間のみ、などとルールを決めていると思います。我が家の場合は「30分見たら1時間休む」というルールにしています。
とは言っても、スマホの休憩として遊び始めればだいたい1時間以上遊んでいることが多いのですが。自分で時計をみて動く練習にもなっています。
明るい部屋でスマホの画面に近づき過ぎない
手で持って見ると、子供の手は短いのでその分画面との距離も近くなってしまいますよね。
我が家の長男は私がいつも口うるさく「もっと画面離して見てよ!」と言っているので、ある日「ママ見てーこんな発見した!」と言って見せてきたのが…
じゃん!!(笑)スマホを洗濯バサミで挟んでスマホスタンドにしていました。(笑)
これをテーブルに置いて、きちんと椅子に座って見ています。母としてはソファーでゴロゴロしながらスマホを見られるより、きちんとした姿勢で見てくれているとそれだけでも少し安堵できるものです。
ながらスマホは禁止!
我が家は基本的に「ながらスマホ」は禁止です。
ルールをしっかり決めるまではおやつを食べながら見たり、トイレまで歩きながら見たり、お出かけするときも車の中で見たりしていて…。
これじゃダメだ!ということで、ながらスマホの禁止を徹底しました。
食事中はもちろん、外出しているときはたとえ待ち時間であっても使いません。
それこそ話をしたり、外の景色を見たり、言葉遊びをしながら遊びの区別するようにしています。
触れ合って遊ぶ時間もしっかり持つ
スマホ育児に慣れてしまうと放っておいても大人しくしているので、ついつい子どもと触れ合って遊ぶ時間が減ってしまいます。
忙しい家事をこなす間の助っ人としてスマホを活用するのであれば、家事がスムーズに行えた分、余裕のある時間には子どもと触れ合って遊ぶ時間をしっかりとるように心がけています。
賛否両論のスマホ育児とは
使い方次第では視力の低下に繋がってしまったり、親子の触れ合う時間を減らしてしまうスマホ育児ですが、スマホやタブレットもデメリットだけではありませんよね。
親の発想だけでは与えられない遊びのアイデアを動画から学んだり、知育アプリを利用することで、楽しく歯磨きやトイレトレーニングに挑戦したり、意欲的にひらがなや数字を覚えられることもありますからね。
私は家庭のルールと監視の元で、適度に使わせるのであれば「スマホ育児」を頭から批判することはないと思っています。親がスマホの使い方の悪い見本にならないようにだけは、夫婦で気を付けたていきたいです。