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皆さんはふるさと納税を利用したことはありますか? ちょうど2008年にスタートしてから10年目になります。最初の年は約70億円ほどだった寄付金額も、2015年には約1500億円と急増しており、利用する人もどんどん増えているようです。
国から自粛要請が出るほど返礼品競争は加熱しており、様々な品物が用意されています。リストを見ながら楽しく自分にあった納税額や返礼品を見つけるのも楽しそうですよね。
仕事をしていて税金を納める人にとってオトクな話なのでぜひ活用していきましょう!
まずは簡単に制度の解説。ふるさと納税とは?
ふるさと納税制度とは、自分の応援したい自治体へ寄付をすることで、その寄付金額から2000円を引いた金額(条件あり)が、税金(所得税・地方税)から免除される仕組みです。その寄付へのお礼として、各市町村独自の返礼品が用意され、自己負担2000円で様々なものをもらうことが可能なお得な制度です。発足当初は寄付をしたら確定申告が必要でしたが、数年前から確定申告不要制度(条件あり)が出来たため、簡単に節税ができるようになりました。
さてそのふるさと納税ですが寄付をする人はある程度の税金を払っている必要があります。次年度払う税金を先払いして恩恵を受ける形のため、税金がかかっていない人や税金が低い人はふるさと納税を利用しても単なる寄付にしかならないため注意が必要です。
例えば年収300万円の独身の方であれば、自己負担2000円になる寄付金額は約28000円と試算されます。満額の28000円を寄付した場合には2000円を引いた26000円分が翌年の税金から差し引かれることとなります。そのため実質2000円で返礼品がもらえ、節税もできることになるわけです。ここでもし仮に30000円を寄付したとしても、26000円分しか来年の税金が安くならないため、通常よりも2000円分自己負担額が増えてしまうことになります。
そのため自分の収入などをきちんと把握し、寄付金額を計算することが重要になります。試算はふるさと納税のポータルサイトなどで出来ますので一度計算してみるのがいいでしょう。自己負担額を2000円にしたい人は試算結果より少なめの金額で利用するのがいいかもしれませんね。
ただあくまでも制度としては寄付なので、もし次の年確認したとき自己負担額が2000円以上になったとしても損をしたなんて思わないようにしたいところですね。
ふるさと納税の返礼品には、どんなものがある?
やはり人気があるのは分厚いステーキ肉や季節のフルーツ、新鮮な魚介類など普段自分では買わないような贅沢で美味しそうな食品などが多いようです。いろいろなものがあり目移りしてしまいますが、普段欲しいと思っていても何かきっかけがないと買えないでいるものや、女子力アップに繋がるものなど、ちょっと視点を変えて探してみるのも面白いですよ。
そこで、私が、欲しい!と思った、おすすめの返礼品をご紹介します。
初めてのふるさと納税でおすすめの返礼品1つ目 「珪藻土バスマット」
気になっている方も多い、最近話題の「珪藻土バスマット」です。珪藻土とは、植物プランクトンが長い間にわたり海底などに蓄積して化石化した自然素材なのですが、吸収性に優れ、消臭効果、カビ防止、お手入れも簡単、などメリットがたくさんあります。それに、このバスマット、即効性の乾きのおかげで、足の裏は清潔でサラサラ、いつでも快適な使い心地。さらには、洗濯の必要もなく、陰干しのみで何度でも使える優れもの!通常のバスマットよりも少しお高めなので、なかなか手が出せないという方も、気軽に試せるチャンスですよ。
初めてのふるさと納税でおすすめの返礼品2つ目 「包丁」
女子力アップを目指している方におすすめの一品です。
「男性の心を掴むには胃袋を掴め」と言われている通り、料理の腕は磨いておいて損はありません。そして、その料理に欠かせない、切れ味によって食材の味をも左右する「包丁」はとても重要なもの。一口に包丁と言っても、安価なものから高級なものまで、用途によって種類も豊富にあるので、どれを選んでいいか迷ってしまう方も多いと思いますが、返礼品の包丁は、伝統工芸品や鍛冶職人が一つ一つ丁寧に手作りしたものなので、どれを選んでも安心、安全です。今使っているものにプラスするのもいいですし、一つ高級な包丁を持っておくことで、突然おもてなしの機会が訪れても、一目置かれた存在になるでしょう!
初めてのふるさと納税でおすすめの返礼品3つ目 「形のない返礼品」
ふるさと納税の返礼品は何かの体験やツアーなど、形のない返礼品も用意されています。
その中でも自分が寄付という形でもっと応援している気持ちになれるのが、クラウドファンディングです。これはガバメントクラウドファンディングというもので、地方自治体をプロジェクトリーダーとして行われており、自分が賛同できるものに寄付をすることが出来ます。
もちろんこの制度もふるさと納税の対象となります。そして何よりも自ら賛同したプロジェクトに寄付という形で参加できるのがいいですね。
クラウドファンディングでは、重要な文化財の保存や町おこしのプロジェクト、引退した競走馬のセカンドキャリアの応援といったものもあります。犬の殺処分0に向けて活動しているプロジェクトもあります。
目標金額も100万円ほどから数億円するものまで、様々です。中にはかなり目標金額が高くても達成しているものもあり、関心の高さが伺えます。また、通常のクラウドファンディングとは違い、目標金額に達しない場合でも返金されることはなく、集まった寄付金で事業を行ってくれるため安心して寄付できます。自治体が行うというのも、やはり安心感がありますよね。
最後に
ふるさと納税について、いかがでしたか?
初めてふるさと納税を利用される方、参考になりましたでしょうか。
自分で寄付をしてみると、その後を自分で追ってみたり、そこからさらに興味をもって積極的に活動に関わっていったりと、普段の生活に新しい刺激を与えることにつながるかもしれないですね。
使いみちを考えるだけでも楽しいふるさと納税、あれこれ考えながら税金としてただ取られるだけのお金を有効活用しちゃいましょう!
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