経済的DVとは?経済的DVの特徴と経済的DVの対処法

経済的DVとは?経済的DVの特徴と経済的DVの対処法

近年、経済的DVという言葉をよく耳にするようになってきました。DVという言葉を聞いたことがある女性は多いかもしれませんが、経済的DVとは、一体どんな特徴があるのでしょうか。そこで、みなさんの疑問を解決していきたいと思います。今回は、経済的DVの特徴を紹介します。また、経済的DVの対処法も紹介しますね。一緒に経済的DVについて、勉強しましょう!

経済的DVとはどんな意味?

経済的DVとは、配偶者の金銭的自由を奪って相手を追い詰めること。生活費を渡さない、家計のお金をすべて管理する、金銭を武器にして配偶者の自由を奪う暴力行為です。

経済的DVとはどんな意味?

一般的には、夫が妻に対して行う場合が多いですが、逆の場合も稀にあります。近年、経済的DVが原因で離婚する夫婦も多くなってきています。

経済的DVの特徴とは

みなさん、経済的DVの意味は分かりましたか?ここからは、経済的DVの特徴を具体的にみていきましょう。今回は、夫が妻に対して、経済的DVをしている設定で説明していきます。もし、経済的DVで悩んでいるのならば、必見ですよ!

経済的DVの特徴とは

01、経済的DVの特徴:生活費を渡さない

経済的DVには、最小限の生活費しか渡さないという特徴があります。子供が大きくなるにつれて、学費もかかりますし、食費や生活費も増えるのは当然です。しかし妻がもう少し生活費が欲しいと言った場合でも、夫が生活費を増やしてくれることはありません。「月に3万円の生活費で生活しろ」など、無理な要求をしてきます。最小限の生活費しかもらえないので、かなり節約しないと生活していくことができないでしょう。もし経済的DVを疑っているのならば、「〇〇で必要だから幾ら欲しい」と夫に言ってみてください。そこで怒りだしたり、絶対に生活費を増やしてくれないようなら、完全に経済的DVです。

02、経済的DVの特徴:お金の使い道にうるさい

経済的DVは、お金の使い道にかなりうるさいという特徴があります。妻が家計簿をつけていれば必ずチェックし「なんでこんなにお金を使ったの?」「これは無駄な出費ではないのか?」と攻めます。たとえ必要な生活費や教育費だったとしても、お金の使い道に小言を言います。しかし、自分の使ったお金については、一切説明することはありません。

03、経済的DVの特徴:自由に使えるお小遣いを与えない

経済的DVには、妻にお小遣いを与えないという特徴があります。妻が自由に使えるお金が無く、最小限の生活費しかもらえなければ、美容院にも行けず、洋服も買うことはできませんし、友達と食事に行くこともできなくなってしまいます。経済的DVを受けている妻は、体調が悪いときに病院に行くのもためらってしまうほど、自由に使えるお金を持たせてもらえないという場合が殆どです。これはかなり辛い状況なのではないでしょうか。

04、経済的DVの特徴:自分の収入を明かさない

お金の管理にうるさいくせに、自分の収入を明かさないことも経済的DVの大きな特徴です。給料日でお金が入ってきているはずなのに、給料明細すら見せてくれません。当然、銀行の預金通帳も見たことが無いという妻が多いでしょう。貯金があるのかないのかも分かりません。しかし、収入や貯金を妻に明かさないのも経済的DVなのです。

経済的DVの対処法

経済的DVは、許せない問題ですね!奥さんが可哀そうです。それではここからは、経済的DVへの対処法を具体的にみていきましょう。もし悩んでいる方がいるなら、必見です!

経済的DVの対処法

01、経済的DVの対処法:周りの人に相談

まずは、本当に経済的DVなのか、判断する必要があります。友達や家族などに、今の現状を相談してみましょう。実際にもらっている生活費なども具体的に伝えて、一緒に対処法を見つけてもらいましょう!

02、経済的DVの対処法:質素な生活にする

対策に迷ったら、少ない生活費の中でなんとか遣り繰りするのではなく、あえて質素な生活になるような工夫をしてみましょう。食事をごはんと味噌汁、漬物だけにする、電気代がかかるので夜は電気をつけるのではなくろうそくにするなど、あからさまな貧乏アピールも良いでしょう。「あなたからもらっている生活費でできる生活は、このような生活です」ということを伝えるのです。自分自身の生活に影響がでると、夫もこのままではいけないという気持ちが生まれてくるはずです。

03、経済的DVの対処法:離婚を考える

経済的DVは、結婚生活で長い間ずっと続くことになります。奥さんは辛いでしょうし、精神的にも耐えられるものではないでしょう。ですから離婚を考えるのもひとつの手段かと思います。しかし、離婚となれば、やることはたくさんあります。子供がいれば、子供について決めることはたくさんありますし、財産分与など課題は山積みです。ですが、長い間経済的DVに耐えるよりは、いいと思います。

04、経済的DVの対処法:専門機関に相談

DVを受ける女性が多くなってきているので、DV相談窓口という場所があります。電話で相談することもできますし、直接行って話を聞いてもらうことも可能です。「もしかしたら経済的DVなのかもしれない・・・」と悩んでいるようならば、専門機関に相談すると、いいアドバイスがもらえますよ!

最後に

いかがでしたか?経済的DVの被害に合って悩んでいる方は、是非今回の記事を参考にしてください。一人で悩まないで!!

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