でも、彼女の場合は出生図ではそれがトラインで、マイルドかつ周囲にも受け入れられやすい出方だったから、今まではなんだかんだで社会的に受け入れられる範囲に留まってたと思うのね。
■精神、神経、コミュ力の水星双子座にトランジットの射手座土星リリス合のプレッシャー×泥沼展開
それが、(1)で話したようにここ数年の太陽に対する活動宮のスクエア軍団で人生の土台そのものがかなりグラついて、なおかつこの2017年はトランジットの土星が射手座の後半を運行中。6月~7月は逆行で25度~21度まで動くけど、これってモロに一代さんの双子座水星にオポジション。
水星って精神、神経なんかも司るから、水星に対して重い天体がスクエアやオポや合で絡むと、精神的にバランス崩すようなことって、まあよくあるのね。
周囲から心配されるレベルまでになることはなくても、あとで振り返って「あの時期の私って、病んでたな~」って思える時期って、水星に対して火星とか土星とか土星以遠の天体がスクエアやオポだった、ってあるあるなのよ。
で、それだけじゃなくて、今回はトランジットのリリスまで、射手座をウロウロしてるのね。(リリスって動きが早いうえにかなりの頻度で逆行-順行を繰り返すんで、2017年の今は蠍座~射手座~山羊座をウロウロしてる)
リリスって、相性では否が応でも惹かれるポイントになったりするけど、トランジットで出生図の天体やアセンダントとかに重なるとかスクエアするとかは、正直なところ歓迎できない作用が出ることが多いのよ。
リリスのトランジットって、古い占星術の教科書なんかでは、太陽に重なると命の危険!な~んて書いてあるのもあったし。(でも、やっぱり笑い飛ばせなくて、トランジットのリリスが太陽にアスペクトするときは、注意期扱いは今でもするわよん)
で、2017年は、一代さんの水星に対して射手座のリリスがオーブはあるけどオポジションを何度か形成してて、5月や6月、それから7月は正確なオポジションになってるのよね。