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DVとは夫婦など親密な関係の人から暴力を受けることですが、デートDVという言葉をご存知ですか?!最近女性に増えてきているデートDV。これを放置すると彼氏にフラれるだけでなく犯罪者になってしまう可能性があります。
今回はこのデートDVをテーマに、デートDVの事例をみていきましょう。「私は大丈夫」は危険、他人事ではありませんよ。自分に当てはまるものが無いか自己診断してみましょう。
また、もし彼氏からデートDVを受けている場合は、おすすめの対処法もご紹介します。
デートDVとは
デートDVとは、交際中のカップルの間で起こる暴力行為です。
男性が加害者になる場合は暴力や性行為の強要などが目立ちますが、女性が加害者になる場合は精神的な暴力が目立ちます。
具体的にどんなことがデートDVになる?!
デートDVという用語にすると他人事のように思えますが、当たり前にしてしまっていることが実はデートDVだったりします。
ご自身に照らして考えてみてください。
デートDV事例① 身体的暴力
読んで字のごとく、殴る・蹴る・つねるなど、彼の身体に対して害を与えることです。
ちなみに、物を投げる行為も身体的暴力になります。
ケンカをしたとき彼を叩いたり物を投げたりしていませんか?!
デートDV事例② 精神的暴力
怒鳴ったり相手を傷つけるようなことを言ったり、彼が大切にしている物をわざと壊したりする行為です。
ケンカになったとき人前で恥をかかせたり、腹が立つからと言って彼が大切にしている物を壊したりしていませんか?!
デートDV事例③ 社会的暴力
友だちなど彼に関わる人との連絡を制限したり監視したりする行為です。
友だちと遊ぶのを禁止したりスマートフォンを取り上げてLINEやメールチェックをしたりしていませんか?!
「1日〇回連絡する」など勝手なルールを強要していませんか?!
デートDV事例④ 経済的暴力
彼のお金を勝手に使ったり一方的におごらせたりする行為です。
送迎は当たり前、デート代のすべて負担させたり高価なプレゼントを要求したりしていませんか?!
断られると「別れる」などと脅していませんか?!
デートDV事例⑤ 性的暴力
こちらも読んで字のごとくです。これは男性の方があてはまることがありますが、女性にも心当たりがある方はおられるはずです。
「人前では嫌だ」と言われてもイチャイチャやキスを要求していませんか?!
子どもが欲しい(結婚したい)からと避妊せず性行為をしていませんか?!
いかがですか?
暴力はなくても彼とケンカをして物を投げたこと、ないですか?!
友だちとの遊びを断らせたことはありませんか?!
特に精神的DV・社会的DV・経済的DVは気付かないうちにしがちです。
はじめは「悪いかな」と思ってもその行為をして彼が怒らなかったり不快な顔をしなかったりすると次からは当たり前のようにしてしまいますよね。
特に男性はプライドの高い人が多いので、知り合いや公衆の面前でバカにされたりののしられたりしたらどんなに好きでも冷めていきます。知らないうちに他の女性に惹かれかけ引きが上手くいくとすぐに捨てられてしまいますよ。
彼氏から別れを告げられたり、法的手段に出られる可能性も?!
行為がエスカレートしもはや彼が私物的存在になったとき「これはDVだからやめて」や「別れよう」と言われても悪いことだと気づかない、逆にキレてしまうかもしれませんよね。
彼が距離を置いても付きまとったり迷惑行為をしたり、度が過ぎた場合、弁護士をたてられ法的措置をとられるかも、または警察に相談され接近することを禁止されるかもしれません。
大切に想っている相手にそこまでされるなんて悲しいですよね。
自己診断でデートDVしてしまっていたら
最近「彼を私物化しているなぁ」と感じている場合は、一度彼と膝をつき合わせて話し合ってみましょう。
たとえ酷いことを言われても受け止め素直に謝ります。
今後より良いお付き合いをするにはどうするべきか具体的に提示したほうがもとの関係に戻りやすいですよ。
彼氏からデートDVを受けている場合は
もちろんこの記事を読んで「逆にDVされている」と感じたら彼に伝え改善してもらいましょう。
知ったからには意識せずにはいられない、言葉や精神的な追い込みなどは特に気になるはずです。
嫌なことは明確に伝えそれでも改善しないなら距離を置くべきです。
彼の行為がエスカレートする場合は第三者に相談しましょう。