それよりも、ゲームに没頭しているときに話しかけないでくれたことのほうに、むしろ感謝する。「やっぱ、男同士は気を使わなくていいよな」なんて、ゲイでもないけれど、その気楽さにすっかり満足する。
はっきり言おう。男の多くが、女性が思うより「気遣い」を必要としていないんだ。そして、中でも「選択肢を委ねられる」タイプの気遣いがとびきり苦手なんだ。
■「決定する労力」を消費させないでくれ!
男に限らず女性もこれは同じだと思うけど、物事を決定するのは心の負担になる。小さなことなら、労力も小さいけれど、度重なると疲れてしまう。
心当たりがある人もいるんじゃないかな?例えば、家で小さい頃からお母さんに毎日「夕飯は何にする?」と聞かれて「どっちでもいい」お母さんの買い物に付き合って「どっちのスカーフがいいかしら?」質問されても、心の中で「なんでもいい、どっちでもいい」と思ったことはないかな。
明確にどちらかがいい、と思うことが毎回あればいいけれど、10回聞かれたら8回くらいはどっちでもいい、もっといえば「どうでもいい」ことだったりしたら、答えるのも面倒になってしまうものだと思う。