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以前、マイナビ婚活が1年ほどでサービス終了したことについて書きました。
マイナビ婚活がサービス開始したのは2015年ですが、その前、2014年にゼクシィが先に婚活サービスを新たに開始しています。
サービス開始時期に違いはあるものの、マイナビがダメでゼクシィが何故生き残っているのか気になるところですよね。
今回は、ゼクシィが婚活業界で生き残っている理由について考えてみました。
結婚情報誌として知られているゼクシィ
ゼクシィと言えば、結婚情報誌です。
なので、結婚を望む男女に出会いを提供する婚活サービスを開始するのは自然な流れでもありますし、自社が抱えているユーザー層からも大きく離れているわけではありません。
マイナビとゼクシィのネームバリューにそんなに大きな差はないと思いますが、互いのそれまでのユーザー層を考えるとゼクシィの方が有利だったのではないかなと思います。
ゼクシィは初めから視野が広かった
ゼクシィが婚活サービスを始める際、印象にあったのはスタートから様々なサービスを提示していたことです。
まだサービス自体は始まっていませんでしたが、婚活パーティー・婚活アプリ・結婚相談所などを始めます、と当初から宣言していたのです。
(当初は街コンも始める予定にあったと思いますが、今は街コンの文字は見かけませんね)
予定よりもサービス開始時期は結構ズレましたが、名前だけ、サービスを開始することだけは周知することが出来ます。
ゼクシィの婚活サービスで上手いなと思ったのは、複数サービスを同じサイトからチェックできるようにしていたことですね。
サイトの上部にそれぞれタブ分けのようなことをしていて、「婚活サイト(ゼクシィ縁結び)」「婚活相談カウンター(ゼクシィ縁結びカウンター)」「婚活パーティー(ゼクシィ縁結び)」「恋愛・婚活コラム」とそれぞれクリックして別ウィンドウが開けるようになっています。
これは、PARTY☆PARTYも同じ仕組みなのですが、ゼクシィはまだサービス開始していない時期からこのタブを作っておいて「Coming Soon」としておいたわけです。
マイナビ婚活には、この広がりがサービス開始時にありませんでした。
ゼクシィは最終的に自分たちが提供する結婚情報誌まで繋げるために、結婚に向けた道筋を立てていたのではないかなと思いますね。
ゼクシィは婚活パーティーを共同開催した企業がいい
マイナビ婚活と同じく、ゼクシィも婚活パーティー(ゼクシィ縁結び)を開催するとき他社との共同開催をしていました。
この共同開催の相手が、シャンクレールです。
シャンクレールは婚活パーティーを開催して、それなりの歴史があります。
名前も知られていますし、参加者も多いです。
ゼクシィはこの企業が開催するいくつかのパーティーに名前を連ねていました。
シャンクレールの婚活パーティー開催一覧を見ると、「ゼクシィと共同開催!」という文字を見かけるようになりました。
ゼクシィが婚活サービスに関わっているんだと、婚活ユーザーに知られるキッカケになったのではないかと思います。
また、婚活パーティーに限らず、体験を交えて出会いを演出する婚活イベントもベストパートナーと共同開催していました。
婚活のバリエーションを増やしたことも、ゼクシィが短命で終わっていない理由かもしれません。
ゼクシィの婚活サービスはイベントの種類が幅広い
こうして、婚活している人たちからゼクシィは認知されていったと思いますが、実際にゼクシィの婚活サービスサイトを見た人の興味を掴まえる工夫も次第に取られていったように思います。
サービス開始当初こそ、婚活パーティー(ゼクシィ縁結び)は他社との共同開催が多かったですが、そのうちコラボ企画やイベント企画も増えていったように感じます。
テレビのお見合い大作戦のような地方に住む男性との婚活イベントを企画したり、企業とのコラボパーティーもちらほら見かけるようになりました。
数は多くありませんが、こうした婚活イベントの種類が出てくるところも、他社と違っていて面白いですね。
これからも成長の予感がするゼクシィの婚活サービス
電車の中吊り広告やテレビドラマでの露出などで、ゼクシィの婚活サービスはどんどん知られていっていると思います。
元々、ゼクシィという名前自体が知られているので、気になった方がサイトをチェックすることも増えるでしょう。
婚活サイト(ゼクシィ縁結び)、婚活アプリ(ゼクシィ恋結び)、婚活パーティー(ゼクシィ縁結び)、結婚相談所(ゼクシィ縁結びカウンター)とサービスの幅があるので、自分の婚活に合わせ利用できるのもいいですね。
今後の展開にますます期待が高まります。