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調理が簡単でいろいろな食材と相性がよいウインナーは食卓で大活躍しますが、セールでたくさん買ったものの、賞味期限までに使いきれないということはよくあります。賞味期限が多少切れていても食べたいと思うのが私たちですね。今回はウインナーの賞味期限や保管方法、食べてはいけない状態について詳しく解説します。
ウインナーの賞味期限
賞味期限とは、安全性や風味をメーカーが保証する期限を示します。ですので、ウインナーに限らず賞味期限切れでもすぐに破棄しなくてはならないということはありません。特にウインナーは加熱調理する食材なので、数日は食べられると言えます。
手作りウインナーの賞味期限
精肉店など専門店のウインナーはスーパーなどで販売されているウインナーに比べて賞味期限が短めに設定されています。これは素材そのものを味わってもらうために、添加物をなるべく使用しないようにしているためです。賞味期限として3日から1週間程度を設けている店が多いでしょう。また、真空パックされず店頭に並べているウインナーに関しては、製造から時間が経つほど鮮度が下がります。購入する際は店員に賞味期限を確認しましょう。
市販品ウインナーの賞味期限
市販品のウインナーは冷蔵庫に保存することを前提に、約3週間から1ヶ月という賞味期限を設けているメーカーが多いです。精肉店よりも賞味期限が長い理由は、メーカーそれぞれの高度な保存技術や保存料を用いているからです。保存料といっても、国が厳しく定めたものを適正に使用しているので人体に問題はありません。
賞味期限内でも食べられないウインナーとは？
賞味期限切れのウインナーがいつまで食べられるかご説明する前に、賞味期限に関係なく食べられないウインナーの特徴について押さえておきましょう。
真空包装なのに空気が入っている
真空包装のはずなのに空気が入っているウインナーのパックは食べてはいけません。何らかの強い衝撃を受けた可能性があり、ウインナーが劣化している場合があります。
袋内部が白く汚れてネバネバしている
袋内部の水滴が白濁していたりネバネバ・ヌルヌルしていたりするウインナーは食べてはいけません。これは適切な温度で管理できていない証拠で、腐っています。賞味期限切れのものは開封せずに破棄しましょう。
黒っぽく変色している
購入時とは違う色の部分があったり深緑や黒く変色したりしているウインナーは劣化が進行している証拠です。
カビが生えている
ウインナーのカビが生えている部分だけを取って食べる人がいますが、カビはウインナー全体に増殖しているので、食べてはいけません。
酸っぱい臭いがする
ウインナーの袋を開封した際に、酸っぱい臭いやツンとした臭いがする場合も食べずに破棄しましょう。ちなみに、腐っているウインナーは酸っぱい味がします。
ウインナーに白い油が付着しているのはラードの可能性もあり
袋内部が白濁しているウインナーは食べないほうがよいとお伝えしましたが、例外があり、ウインナーの油が表面に出ている可能性があります。
腐っているウインナーとの見分け方は、賞味期限内であることが大前提で、開封してみてウインナーが糸を引いていないか、また酸っぱい臭いがしないかを確認するとよいでしょう。
ウインナーの賞味期限切れ！市販品のウインナーはいつまで食べられる？
賞味期限が切れたウインナーはある程度なら問題なく食べることができますが、自己責任になります。未開封のウインナーは賞味期限切れからいつまで食べられるのか、日数別に見ていきましょう。
ウインナーの賞味期限切れから2日
ウインナーは賞味期限切れから2日経過した程度なら問題なく食べられます。風味も特別損なうことはありません。
ウインナーの賞味期限切れから3日
賞味期限切れから2日経過したものと同様に、特別風味に変化はないでしょう。適切な環境で保存されているウインナーは賞味期限から3日程度経過しても腐る可能性は低いです。
ウインナーの賞味期限切れから5日
冷蔵庫の適切な環境で保存されているならば、賞味期限切れから5日経っていても食べることはできます。ただし、ウインナーの状態を観察し違和感があるときは食べるのを止めましょう。食べる際はしっかりと茹でたり焼いたりして加熱調理することをおすすめします。
ウインナーの賞味期限切れから1週間
SNSの投稿を見ていると、賞味期限から1週間程度経過していてもお腹を壊さないという声がいくつか挙がっていますが、腸内環境は人によって異なります。まずは目視でウインナーの状態をチェック、次に臭いを嗅いで腐っていないか（酸っぱい臭いがしないか）確認しましょう。食べるときは、きちんと加熱処理しましょう。
ウインナーの賞味期限切れから10日
SNSの投稿を見ていると、賞味期限から10日経過したウインナーを食べている人がいますが、おすすめしません。この時期になると、ウインナーが乾燥し始めシワシワになってきます。風味が落ちている可能性がありますし、保管状況によっては腐っているかもしれません。
ウインナーの賞味期限切れから2週間
賞味期限から2週間も経過すると、ウインナーがシワシワになる以外に見た目に変化がなくても、ツンとした臭いがするでしょう。食べるのはおすすめしません。SNSにもお腹を壊したと後悔する投稿があります。
ウインナーの賞味期限切れから1ヶ月
賞味期限切れから1ヶ月を経過したウインナーは、見た目に変化がなくても開封せず、潔く破棄しましょう。
ウインナーの賞味期限切れから2ヶ月
ウインナーの賞味期限切れから2ヶ月を経過したウインナーは乾燥だけでなく、袋の内部が白濁し、腐敗が進行しているはずです。開封せず破棄しましょう。
ウインナーの賞味期限切れ「未開封」でも要観察
未開封のウインナーでも持ち帰る際にトラブルに遭ったり（袋に穴が開くなど）開閉の多い冷蔵庫の場合は適切な環境でなかったりします。ウインナーを購入した際は賞味期限に関係なく早めに食べることをおすすめします。
ウインナーは賞味期限内でも開封後は早めに食べる
開封後のウインナーはパッケージに記載されている賞味期限に関係なく早めに食べましょう。脂質は酸化しやすいですし、細菌などが入り込むと腐ってしまいます。開封後は袋をしっかりと閉じて保管し、早めに食べ切りましょう。
ウインナーを冷凍すれば賞味期限切れでも大丈夫？！
冷凍保存したウインナーの賞味期限は約1ヶ月です。賞味期限が切れていても冷蔵庫で保存するよりも少しは長く持ちます。ウインナーを購入後、袋から出し小分けにしてラップで包み、冷凍することをおすすめします。ウインナーをタッパーなどに移す人もいますが、ラップで小分けにしたほうが雑菌が入り込みにくいです。食べるときは調理時間を逆算して冷蔵庫に移動させ、ゆっくりと解凍すれば風味を損ねません。
ウインナーは賞味期限に関係なく見た目や臭いを確認
賞味期限はウインナーの品質をメーカーが保証する期限ですが、保管する環境によって期限に関係なく腐ることもあります。賞味期限内でも見た目や臭いをチェックして食べるようにしましょう。賞味期限切れの場合は自己責任で、こちらも状態を必ずチェックし、少しでも違和感があるときは食べないことをおすすめします。
