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20代後半を過ぎてくると、(年齢的には)1人の立派な大人の女性です。周囲の男性の品評会ばかりの女子会や愚痴を吐いてスッキリするのも、それはそれでたのしい瞬間もあります。けれど、ふとそんな女子会に違和感を覚えることはありませんか?そのような相手と、無理に付き合い続ける必要があるのでしょうか?大人の女性ならば、そろそろ周囲の人間関係も洗練されたものにしてみましょう。そこで今回は、大人の女性こそ積極的に見直したい「人間関係の断捨離」の方法について、チェック形式でシェアします。
人間関係の断捨離1:あなたのことを「本気で」叱ってくれる人かどうか
「効率的な仕事ぶり、充実した私生活……」と、まるであの女性芸人のネタのような「いい女」のように見える女性、あなたの周りにいませんか?
たしかに、職場ではテキパキと仕事をこなし、アイデアも積極的に提案できるキャリアウーマン。
けれど、プライベートではまったくの正反対な性格……という方もいるかもしれません。
どれだけ、職場ではツンとした性格だったとしても、じつは自宅では1人で枕を濡らしているかもしれないのです。
まず、これからの年代で本当に付き合っていきたい人は、あなたのことを心から信頼しているからこそ、きちんと叱ってくれる人ではないでしょうか。
職場での人間関係やプライベートでの悩みや愚痴をさりげなくこぼした際、
「そんなに無理する必要ないよ!」「それは、あなたの考えすぎじゃない?」
などと、きちんとアドバイスをくれる存在はとても貴重です。
時には、あなたにとって、あまり聞きたくないような反対意見が出てくることがあるかもしれません。
けれど、そのような反対意見を言ってくれるのは、あなたの「本当の姿」をよく知っているからこそ。
ぜひ、このような人たちのことを大切にしてあげてください。
人間関係の断捨離2:誕生日にきちんと連絡をくれる人かどうか
「私たち、これからもずっと仲良くしていこうね」
あれだけ「親友アピール」をしておきながら、誕生日当日はLNEで「お誕生日おめでとう」の一言だけ(もしくはスタンプだけ)、という方はいませんか?
もしくは、こちらがうっかり相手の誕生日メッセージを送り損ねてしまった場合、私の誕生日にはメッセージを送らないという方も残念ながらいます。
それに対して、どれだけ付き合いが長くなっても、きちんと誕生日当日に連絡をくれる人はとても貴重です。
どれだけ忙しくても、一瞬でも自分のことを想ってくれる人がいるというだけで、なんだか心があたたかく感じるのではないでしょうか。
それに、どれだけ付き合いが長くてもお祝いのメッセージをくれるのは、あなたのことが大切だからこそ。
あなた自身も、大切な人たちの誕生日には、積極的にお祝いをしてあげましょう。
人間関係の断捨離3:友情とビジネスを混同しない人かどうか
20代前半のうちはあまりないかもしれませんが、年齢とともにビジネス目的で近づいてくる人が残念ながら時々います。
これは、私自身が実際に体験した話なのですが、知り合って日の浅い男性とカフェで2人でお茶をしていたら、「じつは、いまリゾートホテルの会員権を売っていて……」と、資料を出しながら営業トークを始められたことがあります。
つい、30分前までは穏やかなトーンでたわいのない会話をしていたにもかかわらず、突然、熱のこもった「営業トーク」を始めたのです。私は、うまくごまかしてその場を離れて以降、その男性とは会っていません。
ビジネスパートナーを探しているのであれば、異業種交流会などといった同じ目的を持った人たちが集まる場に行けばいい話。
もちろん、中には真面目な人もいるでしょうし、友人だからこそ正直な意見が聞きたいという場合もあるかと思います。
けれども、知り合って日が浅い場合や、プライベートとビジネスを混同させて近づいてくる場合には注意が必要です。
思いがけないトラブルに巻き込まれないためにも、そのような人たちは断捨離してよいのではないでしょうか。
人間関係の断捨離4:本音がきちんと「見える」人かどうか
これは、「女性あるある」なのかもしれませんが、学生時代に陰口を言い合ったり、特定の人をグループから追い出したり。
そのような面倒なトラブルに巻き込まれたことがあるという方、かなり多いのではないでしょうか。
私自身は、大学入学とともにそのようなトラブルに巻き込まれることは一切なくなりました。
けれど、残念ながら学生時代の感覚が忘れられず、大人になっても「負のスパイラル」から抜け出せなくなっている女性も少なからずいるようです。
たとえば、「彼にはもっと積極的にアピールしちゃいなよ!」と言っておきながら、別の友人には「あの子、私のアドバイスを鵜呑みにしてて笑っちゃった」などと、まったくべつの考えを話している……。書いているだけでも、なんだか鳥肌が立つようですが(笑)
このような女性、身に覚えがある方もいるかもしれません。
「本音と建前」を使い分ける必要が出てくるシーンは、たしかにあるかもしれません。
けれども、友人からの相談事に対してうわべだけの回答をしたり、人によってまったく別の反応をしたりするような人は、本当の友人とは言えないでしょう。
あなた自身が心地よく過ごせるためにも、そのような人とも距離を置くようにすることをおすすめします。