アロマオイル(精油)で肩こり・目の疲れ・手の痺れを解消する方法

アロマオイル(精油)で肩こり・目の疲れ・手の痺れを解消する方法

私たちには、疲れていてもがんばらなければいけない時がありますね。それは外で働いている人にも、育児や家事をしている人にも同じことがいえます。ですが、疲れているときは、集中力が無くなり、肩こりはイライラを招き、がんばるべき時の支障となってしまいます。そんな時こそ、植物の力を借りるアロマテラピーで疲れを和らげ、仕事の効率を上げましょう。ここでは、アロマテラピーで疲れにくい体になる方法や、肩こり・目の疲れ・手の痺れを解消する方法についてまとめていきたいと思います。

アロマオイル(精油)で気力・集中力をアップさせるには

「疲労」とは筋肉や神経の使いすぎによって機能が低下し、本来の働きができなくなる状態を指します。
私たちはストレスによって「精神的疲労」を、そして体内に疲労物質が溜まることによって「肉体的疲労」を引き起こしてしまいます。
そんな「疲労感」は身体の異常を知らせる重要なサインなのです。
ビタミンBを多く含むものや香味野菜を食べると代謝がアップし疲労回復に役立ちます。
「ハーブ」という言葉はラテン語の「草」を意味し、日本語では「香草」・「薬草」と訳されますが、
香味野菜には、ニラ・ネギ・ショウガ・セロリなどが含まれます。
いずれも香りの強いものが多くなっていることから、食べるアロマテラピーと考えることもできそうですね。
また、アロマオイル(精油)を使った芳香浴や蒸気吸入も免疫力をアップさせます。
中でもローズマリーは、体をシャキッと目覚めさせるリフレッシュ効果が期待できます。
そして、東洋医学では「指先と気の流れは関係している」と考え、指先に力を入れると頭がスッキリするとされます。

アロマオイル(精油)で気力をアップさせる方法

1. 両手を合わせ、親指から一本ずつゆっくり力をいれながら組んでいきます。
2. 組み終えたら、全ての指にギュッと力を入れて握ります。
※ アロマトリートメントオイルを使うとより効果的です。

アロマオイル(精油)で集中力をアップさせる方法

好きなアロマオイル(精油)を加えたアロマスプレーを作り、シュッとひと吹きするだけで気分転換になります。
中でもローズマリーンの香りは脳の血流を促し、集中力や記憶力アップに効果的です。
また、コーヒーの香りやシナモンの香りも覚醒作用・リフレッシュ・記憶力アップの効果が期待できます。

アロマオイル(精油)を使ったルームスプレーの作り方

1. 無水エタノール10mlに、好きなアロマオイル(精油)6滴を加えてよく混ぜ合わせます。
2. 精製水20mlを加え、さらによく混ぜ合わせます。
3. スプレー容器に移し、使う前によく振ります。
※ ルームスプレーは冷蔵庫に保管し、2週間をめどに使い切りましょう。

アロマオイル(精油)で肩こり・目の疲れ・手の痺れを解消する方法

アロマオイル(精油)で肩こりを解消する方法

肩こりは、背面だけではなくデコルテ周辺の血流が滞っていることが原因の場合もあります。
ですから、ラベンダー・ゼラニウム・ジュニパーといったアロマオイル(精油)を加えたアロマトリートメントオイルで、やさしくマッサージすると良いでしょう。
鎖骨周辺のリンパは強く押しすぎると逆効果になってしまうので、ソフトタッチでマッサージすることがポイントになります。
これに加えて、手首を返すストレッチをすることで筋肉のこりをほぐすことができます。
また、ラベンダー・ゼラニウム・ジュニパーといったアロマオイル(精油)を加えた蒸しタオルを肩に乗せるという方法も血行促進とリラックス効果が期待できます。
また、クエン酸は筋肉疲労を和らげてくれるため、クエン酸が豊富な柑橘類を摂取すると良いでしょう。
ハイビスカスティーやローズヒップティーもクエン酸類を多く含み、ビタミンCが多いためオススメです。

アロマオイル(精油)で目の疲れを解消する方法

目の疲れは、細かい文字を見ることや、パソコン操作のし過ぎによって起こる場合が多いですね。
「目の使いすぎ」によるものです。
45分目を使い続けたら5分目を休ませるのが理想的です。
また、目のツボを押すというのも効果的です。
目の周りには目の疲れを取るツボがあるためです。
アロマオイル(精油)を用いた方法としては、アロマオイル(精油)を加えた蒸しタオルを目の上に置き、目を休ませると良いでしょう。
オススメのアロマオイル(精油)はリラックス効果の高いラベンダーです。
温めることによって、目の血行を促進し、目の緊張を和らげるためドライアイにも効果的です。
この他にも、目の疲れに良いとされるアントシアニンを含む、ベリー系のジュースやハイビスカスティーを飲むことでも目の疲労が回復するでしょう。

アロマオイル(精油)で手の痺れを解消する方法

パソコン操作を長時間行う人の中には、「腱鞘炎(けんしょうえん)」に悩む人が少なくありません。
パソコンだけではなく、手を頻繁に使う仕事をしている人にもその症状が見受けられます。
このような場合には、血行を促進してくれるアロマオイル(精油)を用いて症状を和らげることができます。
ローズマリーは血行を促進する作用があり、ラベンダーにはストレスを和らげる作用があるため、これらのアロマオイル(精油)を用いたアロマトリートメントや手浴がオススメです。
また、手の痺れはホルモンバランスの乱れも原因の一つであると考えられています。
なぜならば、骨と筋を結びつける腱の細胞を増やすのに関わっているのが女性ホルモンのエストロゲンであるためです。
ホルモンバランスが不安定なときに、腱鞘炎になる人が多いのはこのためなのですね。
ホルモンバランスを整えるためには、大豆食品を積極的に食べることが良いといわれていますが、
アロマオイル(精油)の中にもホルモンバランスを整える作用を持つものがあるため、これを活用すると良いでしょう。
例えば、ラベンダー・イランイラン・ネロリ・クラリセージ・ゼラニウムなどがあります。

最後に

このように、一日疲れはその日のうちに、アロマオイル(精油)を用いて解消することを習慣にしたいものですね。
疲れは蓄積されないうちに解消することで、体の不調を軽いうちに抑えることができるのです。
自分の身体を思いやる大切な習慣といえそうです。

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