アイロンをしたら化学繊維が溶けて固まった!そんな時は100均のガーゼで解決♪

アイロンをしたら化学繊維が溶けて固まった!そんな時は100均のガーゼで解決♪

最近アイロンを新しいものに買い換えたのですが、ぬいぐるみの洋服を作っていた際にアイロンがけをしたところ、生地が溶けて化学繊維が付着して固まってしまいました!

以前使用していたアイロンはどんな生地にも対応していたため(←古かっただけですが)、同じようにかけてしまった私がいけないのですが…。

しかし、調べてみると”化学繊維が溶けて固まってしまった”、”こびりついてしまってどうしても取れない!”、”他の衣類にアイロンをかけると化学繊維の色が移ってしまう”など、同じ悩みを抱えていた方が意外と多くみられました。

そこで今回は、アイロンに溶けて固まってしまった化学繊維を取る方法をご紹介します♪

生地に使われている化学繊維の種類

【再生繊維】レーヨン・キュプラ

主原料が木材パルプのレーヨンと、主原料がコットンリンターのキュプラは、再生繊維に分類されます。どちらも吸湿性がよく、摩擦に弱いのが特徴です。主に裏地や下着、婦人服等に使用されます。

【半合成繊維】アセテート

アセテートは吸湿性がよく、静電気が発生しないのが特徴です。強度があって縮みにくい一方で、ストーブや排気ガスで変色する可能性もあります。再生繊維と同様、裏地に使用されることが多いのですが、タバコのフィルタもアセテートから作られているのです。

【合成繊維】ポリエステル・ナイロン・アクリル・ポリウレタン

よく耳にするポリエステル・ナイロン・アクリル・ポリウレタンは、合成繊維に分類されます。中でもポリエステルは日本でもっとも多く生産されている合成繊維の一種です。服やカーテンのタグを見てみると、この合成繊維を使用したものが多く見られますよ。

溶けて固まってしまった化学繊維を取る方法

①アイロンの温度を一番高く設定して繊維を溶かす

溶けて固まってしまった化学繊維を取る方法

今回アイロンに付着して固まってしまった化学繊維は、合成繊維に分類されるポリエステルでした。
写真を見るとわかるのですが、アイロン台にまで付着しています。

まずはアイロンの温度をMAXに設定し、固まってしまった化学繊維を溶かしていきます。

②ガーゼで汚れを取ろう!厚手のタオルや瓶があると◎

溶けて固まってしまった化学繊維を取る方法-2

固まった化学繊維を取るには、綿100%のガーゼがおすすめです!
100均で手に入ります。

しかしこれだけでは薄くて火傷をする可能性もあるので、瓶の口に不要になった厚手のハンドタオルを置き、その上からガーゼを重ねて輪ゴムで縛ったものを準備。

あとは溶けた繊維を優しく拭き取るだけ。
少し擦ってみて化学繊維がガーゼに付着するまで、焦らずに溶けるのを待ちましょう。

水を濡らしたタオルでも取れるようです!

後々ネットで調べてみると、アイロンを高熱にして化学繊維を溶かしてから、水を濡らしたタオルにアイロンを滑らせるだけで綺麗に取れる!といった書き込みを見つけました。
こちらの方がガーゼを使って取るより簡単にでき、また火傷をする可能性もグンと減りそうです。
ガーゼを使用して化学繊維を取るのは最終手段にしておくと良いかもしれません。

100均のガーゼで丁寧に拭き取れば元の姿に!

100均のガーゼで丁寧に拭き取れば元の姿に!

まだなんとなく青みがかっている気がしなくもないのですが…。
目に見える化学繊維の汚れは全て取ることができました!
アイロンに化学繊維が付着するなんてことは初めての体験でしたし、実家のアイロンだったので尚更焦りました(笑)

化学繊維が溶け出すまで少し時間がかかるため、火傷にはくれぐれも注意しましょう。
私は右手で汚れを擦り、左手にキッチンで使用するミトンをつけて作業をしました。

同じような事態になってしまった方は、ぜひ参考にしてみてください♪

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