今月(11月)は亥の月
収穫の酉が過ぎその豊穣を祝い翌年の準備の月です。
亥の子(いのこ)という行事が主に西日本に残っており、亥の子石(いのこいし・縄で縛られた平たくやや大きい石で、数人の子供が持てるようになっている)を持って近所の家を回り、歌を歌いながら石を地面に叩いて廻るというお祭りです。
11月の亥の日に行われその頃から家には暖を入れて(火を入れる)いたようです。
来年(平成30年)は戌年
戌の日というと安産がキーワードですね。
これは戌より犬の方で、犬は安産であるということで妊婦さんが腹帯をする日に戌の日を選びます。
また安産祈願に戌の日を選んで行かれる方が多いようです。
まとめ
酉、亥、戌の3つだけ見ても日本は十二支を大切にして四季を楽しみ、移り行く季節の目安とし、健康で豊かな生き方を祈願していたのでしょう。
今はネット等で天気の情報を得、食べるものは冬を待たなくても夏を待たなくても好きなものがすぐに手に入ります。
これからもっと便利な世の中になるでしょう。
しかし古代からの風習や教えは何らかの形で今も残っています。意味を知り伝えて行きたい日本の文化だと感じます。
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