■十干十二支では気性が強い「丙午(ひのえうま)」
先に、星占いからちょい離れる話だけど、1966年って十干十二支だと「丙午(ひのえうま)」なのよね。聞いたことある人もいると思うけど、昔は丙午の年って、なるべく子供を産まないようにしてたのよ。特に、女の子。
なんでかというと、火消しに一目惚れして、また会いたいから火事を出したって江戸時代の「八百屋お七」が丙午の生まれで忌み嫌われたのもあるし、丙午の女は気性が激しくて男の命を縮めるって迷信があったんで、当時の人たちは産むのを控えちゃったのよね。でも、気性が激しいだけじゃなく、運気が強いわけなんだけど。
今でも、奥さんの運気が強くてよく稼ぐと、ふがいない旦那さんは離婚されちゃうだろうし、キャリアウーマンでバリバリやりたい女性だと子供産みたがらないかもだし(でも、丙午は実際には多産な女性も多いのよ。体も強いから)夫がダメなら、他の男性をたくましく開拓していくバイタリティもあるわけよね。
だから、妻は夫に文句言わず、黙ってついてこいって価値観の時代なら、やっぱり丙午のオンナは良くないと言われちゃったんでしょうね。
■1966年は西洋占星術でも特別な年
で、1966年といえば、彼女のホロスコープ見てもらって分かる通り、天王星と冥王星が合。
この、天王星冥王星の合が形成されたのは1964年末から1966年なんだけど、その期間中でも、彼女の生まれた1966年9月はこの二天体がすごく接近してて。さらに、乙女座18-19度の天王星冥王星合が、蠍座19度の海王星とトライン。
かなり「破壊力」もっと穏やかな言い方するなら「改革力」「突破力」がある星回りの年なのね。人智を超えた力を味方にして、想いを貫けちゃう。突然の大ピンチに陥っても、起死回生のチャンスがやってくる。
むしろ、そのピンチだって、高いところまで跳ぶために、助走をつけるために思いっきりスタートラインから後方へ下がるような時期ね。