(壱)極楽浄土
2022年の世界がどのようであろうと、おぬしの進む道の先には平和で満たされた世界がある。あの世に行かずともこの世に極楽浄土は実現できると言う人々がいて、それはさすがに大袈裟ではあろうが「極楽と呼んで差し支えない」心地良き日々はやってくる。
大変な仕事を終えて休暇に温泉に浸かれば「ああ、極楽だ!」と口をついて出るように、2021年が大変だったおぬしは去年に比べれば極楽、と感じることが多かろう。去年はどうすれば良いのか分からなかったことも、今年は最初から対処法が分かっており、他の人々が頭を悩ます暗号も「前に見たぞ。あれだな」と思い出してスラスラと解ける。
新たに訪れる出来事もたいていは経験済みで、今度はどう向き合うか、むしろ考えるのが楽しくなるやもしれぬ。去年と比べずともゆったりとリラックスして「極楽だ」と感じることがこれから増えていくようじゃ。
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