金星同士の相性は、日常的なストレスが溜まりやすいから溜まりにくいかに影響する。(あとは月同士の相性もすごく大事だけど)同じ星座だと発展性がないともいえるけど、ぶっちゃけもうそれほど若くもない大人の夫婦には自分がごく自然に選ぶもの、美意識を相手のためにもう変えるのも面倒だと思うのね。それに牡牛座の金星は「現状維持」「今まで通り」「いつもの」が大好き。その「いつもの」感覚が一致するのは、末長く一緒にいるにはすごく良い相性なのよね。
■お互いの土星が効いてる効いてる!
あと、実は重要なのが『土星』のアスペクト。結婚した夫婦にけっこう見かけるのが『土星』がお互いの主要な天体や感受点と緊密な合になってる状態。この2人の場合もそうなのね。
青いところ。
アナの火星と俳優の土星が蟹座5度でジャスト合。アナの土星と俳優のドラゴンヘッドが射手座18-19度で緊密な合。これはなんというかうまい具合に「大人の恋愛から結婚へ」の関係を成り立たせてるんじゃないかと思うのよね。土星はアスペクトを組む天体や感受点の性質や働きに義務と責任、制限と拘束、そして決断をもたらすのね。だから、自分の火星に土星を重ねてくる(合)相手は、女性にとっては仕事をする上でプレッシャーをかけて行動を制限する相手でもあり、異性関係がそれまで華やかだったなら「1人に絞りなさい」と、やっぱり決断を迫る。
アナが職業的にもモテモテで、仕事も楽しくてそれまで気ままに行動してたなら、その行動は俳優との交際、結婚によって制限されることになる。でも「長続きする結婚相性」には必ずといっていいほど最低限、片方の土星がもう片方の個人天体(太陽月金星火星)に緊密なアスペクトをしてるのよね。
※個人天体でも、一方の水星にもう一方の土星のアスペクトは、結婚相性には関係がない。また、水星にとって土星は「重圧」になりやすく、ストレスフルな関係になることも多い。
そして、俳優のドラゴンヘッドにアナの土星が合。これは、俳優が目指すゴールをアナがはっきりさせる、それまで「夢は夢のまま」だったとしたら「夢は叶えてなんぼでしょ。具体的にどうする?」と、良い意味でプレッシャーをかけてくる関係。それと同時に、俳優のこれまでなんとなく周囲にいた「関係者」「ファン」「遊び仲間」もちろん親族とか親しい人たちとか、そんなふわりとした人間関係全般、交友関係はアナとの結婚によってある程度は「制限」される。結婚したら、それまでのように自由気ままに遊び歩けない。結婚生活を脅かす存在とは縁を切る、距離を置く必要も出てくることの表れね。
他にもいくつも2人の縁の強さを示すアスペクトはあるんだけど、アラフォーからそれ以上の年齢の「大人の恋愛・大人の結婚」としては、このお互いの「気ままな独身生活」を抑え込む土星が効いてるのが、けっこうポイントなんじゃないかって。
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