（3）相性編【DV加害者と被害者】40年DVの義理親子はやはり相性最悪だった【辛口オネエ】

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» ■子連れ再婚時は要相性確認！これは一緒に暮らしちゃダメな典型例
» ★娘の金星土星合が義父の木星リリスと合、なおかつ義父の火星とはオポジション
» ★娘の蟹座29度の水星と義父の山羊座29度の水星がオポジション

（3）相性編【DV加害者と被害者】40年DVの義理親子はやはり相性最悪だった

■子連れ再婚時は要相性確認！これは一緒に暮らしちゃダメな典型例

娘：1974年8月5日熊本生まれ
DV義父：1943年2月15日東京生まれ

内円が娘、外円がDV義父ね。出生時間は両方ダミーだから月やVXや4大軸とハウスは考慮せず。

★娘の金星土星合が義父の木星リリスと合、なおかつ義父の火星とはオポジション

まず、大前提として「男の火星に合・オポジション・スクエア」の位置に女性の土星があると、短期的にはともかく長い間一緒にいると、男性側がかなり人間的に成熟した人か、ほかにすごく相性のいい星回りがない限り「男性側が女性側を鬱陶しく思う」ようになる。男性の火星は、男性性そのもので、男性が男性らしく生きていくための情熱の熱源であり行動力でもあり、あとはずばり「性欲」ね。

その火星に女性の土星が合かハードアスペクトを組むと、下品な表現だけど「アレが萎える」または「立つたび『だめ！』と我慢させられる」または「立つたび折られる」のね。性的関係を伴わない場合でも、気持ち的にそうなる。

だから、男性側は最初は重圧に負け続けるけど、時間とともに「自分を抑えつけるこの女が憎い。邪魔だ。排除してやる」となることがあるわ。

さらに、この2人の場合は義父の火星と娘の金星がオポジション、義父の木星リリス合と娘の金星が合。これだけだったらむしろすごく仲が良過ぎて怪しまれるくらいになった可能性だってある。蟹座の木星リリス合は身内には際限なく甘いはずで、そこに金星を重ねてくる、ゲスな言い方だけど「愛した女性（妻）と同じ遺伝子を持つ、より若い女」である娘、に火星の情熱が向いたら……。

でも義父のリリス木星合には娘の土星も合、リリスの「そもそも、自分でも抑圧している欲望」をさらに抑圧してくる、やっぱり鬱陶しい存在でもあった。飽くまで占い上の解釈で、実際がどうだったとかではないけど、この星回りだけ切り取って「なぜDVしたのか」の理由を考えるなら……。多くの男性が「やりたい」女性が絶対やれないと分かると手のひら返して酷い扱いすることがあるけど、それに近い。性的な欲望を抱かせるのに絶対に手出ししちゃいけない義理の娘、という存在はこの義父にとっては憎らしいものだったんじゃないかと。

★娘の乙女座の火星には義父の双子座の土星天王星がスクエア

さらに、娘の行動力を司る火星に対して義父の土星天王星がスクエア。娘のやることなすことが、世代間ギャップもあるんだけど、そうと自覚せずに「こいつのやることは全部、気にいらない。おかしなことで理解できない。やめさせなければ」と思えてしまう。相性で、相互に火星-土星のハードアスペクトを持ってるのは想像するだけで辛いわね。

ちなみに、この2人の相性では世代間ギャップの大きさをより大きく感じさせる、冥王星と海王星の合ができてるのよね。義父の冥王星＝世代的に絶対な価値観を、娘の海王星は「何それ？もう存在しないですよ。存在するにしても、絶対ではないですよ」と、否定どころか「ないことに」しちゃう。世代的なものだから、ほかの部分で相性が良ければ気にしないでいいけど、相性悪いうえにこれがあると、苦手意識に拍車がかかる感じ。

★娘の蟹座29度の水星と義父の山羊座29度の水星がオポジション

水星同士の相性って実は大切なのよね。人間的に相性が悪くても（太陽月金星火星同士がスクエアとか150度とかばかりとか、この2人みたいにお互いの火星に土星がハードとか）例えば近所の人とか職場でたまに会話するだけとかなら、水星同士が合かソフトアスペクトなら「気が合う・いい人」の印象になる。「あれ好きなんです」「私もです！」「あれ苦手。◯◯なところが」「私は好きだけど、でも確かに◯◯なところは私も苦手」と、お互いの意見がすんなり入ってくるか、そうでなくても理解が示せる。

でも、水星同士がハードだと、お互いに否定的になりがち。毎日接する相手がこれで、ほかに助けになる星回りがないと「話すたび、自分を否定されてるよう」に感じて、まあうまくいかないわね。

娘さんは週刊誌に告白できて、世の中に義父の裏の顔を知ってもらえて、ようやく少しは気持ちが楽になったのかしら。だといいけど。