トランジットのドラゴンヘッドがネイタルの個人天体にアスペクトするときは自分を取り巻く人達との関係に変化がおきることがあるのね。今回は火星にドラゴンヘッドスクエアだから、仕事絡みだけじゃなくプライベートな付き合いのあった仲間が離れていくとか、麻取関係者がこっそり近づいてくるとか、そんな形で出たかもしれないわね。
それでも逮捕に至らなかったのは、天王星が牡羊座にいて、彼の太陽とは星座単位で合、天秤座の火星とはオポジションだったのも影響してるかも。天王星って入ったハウスや関わる天体の管轄する領域に変化をもたらすけど、すぐにいなくなるわけじゃなくて長くそこに影響するから、天王星がいる間、その領域は「ずっとイレギュラー」な状態、とも言えるわけね。
瀧氏の場合、本当にずっとコカインやってたとしたら、それは違法だから、その衝動や行動を管轄するネイタルの太陽や火星が「通常」の状態だったら逮捕されてるはず。でも、天王星が太陽には合、火星にはオポジションで関わってたから、ずっとイレギュラー……「法律違反をしているのに逮捕されない」でいられたのかも。
そして、もう一つ。赤で囲ったところ。
瀧氏のネイタル太陽と150度になってる天王星冥王星合(乙女座18-21度)と、逮捕日3月12日のトランジットの土星冥王星合(山羊座18-22度)はトライン。トランジットの火星は牡牛座17度、月は正午には23度で瀧氏のネイタル金星(牡牛座22度)と合。
つまり2019年3月12日は、瀧氏の天王星冥王星合-トランジット土星冥王星合-瀧氏ネイタル金星合トランジット月火星で「グランドトライン」が出来てた。さらに、当日は太陽が魚座21度。(オーブを広く取れば魚座16度のリリス海王星も合)これが瀧氏の天王星冥王星合とはオポジションで、瀧氏の天王星冥王星を頂点にした「カイト」になる。