(1)を先に読んでね。今回のゴーンの事件は出生図とトランジットの関連のみで簡単に運勢を読んでいくわね。
■事件を「現象化」させた星回りは?
ゴーンはトランジット海王星の影響をバッチリ受けてはいたけど、でもそれだけだと逮捕!とはならないし、なるとしてもなぜ、2018年11月19日だったの?と考えると、ホロスコープのほかの箇所も観なきゃなのよね。
で、また二重円。
緑の線で囲ったところが、
ゴーンの山羊座キロンとドラゴンヘッドの合に、トランジットのベスタ・冥王星がほぼ合、ゴーンの蟹座天王星とはオポジション
ドラゴンヘッドは縁があって一緒にいる人たちだけど、ゴーンくらいの立場の人だと「側近」なんかも表すわね。そこに社会的制裁を絶対に受けさせるぞって執念すら感じさせる山羊座の冥王星が合。少し度数は離れてるけど、突っつかれるとすごく痛い場所でもあるキロンともほぼ合。
司法取引か何かで、内部のかなり事情に詳しい人間がゴーンの不正を暴くのに関与してたって話だけど、側近がお上に脅されたのか結託したのか分からないけどとにかくこのゴーンのドラゴンヘッドにトランジットの冥王星合が「側近が公権力と共に鉄槌を下す」形で出ちゃったのかしらと。
ゴーンの蟹座天王星とトランジットの山羊座冥王星がオポジションっていうのも、不謹慎だけど面白いわ。