目次【開く】
シリーズ略奪愛(1)実例:略奪愛に成功する女性の占い的特徴:西洋占星術編
アタシは前から話してるように、結婚制度はもうすぐ形骸化するし廃止にもなるかもだから『不倫』『略奪愛』の概念も一緒になくなるとは思うのね。ただ、婚姻関係があろうとなかろうと「正式に付き合っている」男女がいて、それを知っていて近付いてパートナーシップを壊して片割れを掻っ攫っていくタイプの人間は、やっぱり一定数は今後も存在すると思うのね。
だから、KUGAHARAや芦屋道顕とも一緒に、それぞれの得意分野から『略奪愛』について考察、、、なんてたいそうなものじゃないけど、話していくわね。
で、アタシはやっぱりまず『西洋占星術』で。
■略奪愛に『成功する』女性の西洋占星術な特徴は?
★大前提として『相性』には敵わない
先に身も蓋もないことを言ってしまうと、100パーセント略奪愛に成功する人も、逆に100パーセント失敗する人も存在しないのよね。1番重要なのは、相手との相性で、ぶっちゃけ過去の相性占いでも何度も取り上げてるように「やっぱリリス」で、略奪する側のリリスと、ターゲットの個人天体、特に4大天体(太陽・月・金星・火星)のどれかが合、またはドラゴンヘッド・テイルまたは4大軸(Asc・Mc・Ic・Dsc)と合してるとダイソン並の吸引力で、天体や感受点(ヘッド・テイル)または軸側が、リリス側に惹きつけられちゃうのよね。テイルの場合は関係性の反転も早いし、それ以外も長い目で見ると相互作用ではあるけど。
でも、相性うんぬんだけじゃなく「略奪愛しがち・成功しがち」な星回りの持ち主は確かにいるのよね。
ということで、まずは最近、お名前は出さないけど実力派の女優さんで「またあの人か!」と、顔が浮かぶ人もいるかもな2回目の略奪愛から再婚、と言われてるあの人を。
■2度の略奪愛と噂の女優Oの出生図
ここでは『略奪愛』に関わりそうなアスペクトだけ取り上げるわね。
★太陽リリスを含む蠍座ステリウム持ち
ホロスコープの中で、天体や感受点が3個以上密集してる状態を「ステリウム」と呼ぶのね。
※厳密には天体のみで、感受点(リリスやドラゴンヘッド・テイル)は含まないけど、アタシは感受点や小惑星も含めてだいたい4個以上が密集してるときステリウム、と呼んでるわ。
そのステリウムに個人天体(太陽・月・水星・金星・火星)が含まれると、ほかの天体や感受点の構成はどうあれ、ホロスコープ全体でそこの影響が強まる。他人に感じ取れるその人のパーソナリティも、ステリウムの星座や構成にかなり左右されるのよね。相性にももちろん影響する。さらに、Oの場合はこの蠍座ステリウムにリリスも含む。リリスだけでも、相手を惹きつけるポイントになるけど、ステリウムの中にリリスがあるから、ステリウム全体にリリスの惹きつけ力が伝播してる状態。リリスが一本釣りなら、ステリウムは投網。さらに星座が蠍座だから、狙いを定めたら時間をかけて周到に相手を確実に絡め取れる。
★水星リリス合×金星×火星が小三角形を形成
さらに、その蠍座ステリウム内で、リリスと水星が合。蠍座の13-15度。その水星リリスを頂点に、山羊座12度の金星と乙女座15度の火星がそれぞれセクスタイルで、小三角形が形成される。これはこの小三角形を構成する全ての天体や感受点が相互に助け合ってポジティヴな働きをする、伝統的に吉とされるアスペクト。関わるのが金星と火星でそれだけでもモテアス、成功アスペクトでもあるし、そこに水星のコミュニケーション力とリリスの惹きつけ力が加わる。やっぱり、狙った相手はしっかり絡め取るタイプなのよね。
■おしどり夫婦だけど始まりは不倫の女優T
★牡牛座太陽と蠍座リリスがオポジション
もう一人、すでに始まりが不倫だったなんて忘れられてると思う、とある長年おしどり夫婦の妻Tは略奪愛した女優。このTも、偶然だけど(すっとぼけ)リリスが蠍座なのよね。それだけじゃなく、牡牛座の太陽とオポジション。ステリウムこそないけど、個人天体とリリスの関わりは、その個人天体にリリスの惹きつけ力が加わる。リリスだけでもそこに合する相手の天体や感受点を惹きつけるけど、Tの場合は相手がもしリリスに合する天体や感受点を持ってる場合、それは自動的に彼女の太陽とオポジションになる。オポジションは、男女だと鏡の相性みたいに、自分になくて欲しい部分、あるいは自分に内在するものを相手に見出して惹きつけられるような、刺激的な吸引力になる。
まだまだ実例はあるけど、とりあえず、、、ご本人のリリスがホロスコープ内で他の主要天体とアスペクトするかステリウムの中にあるか、が一つのポイント。あとまあ、蠍座リリスはやっぱり強いわよね。
続く。
↓ブックマークしておくと便利↓
キュンコレの開運占い軍団記事一覧はこちら
辛口オネエの有名人占いバックナンバー