爆撃などであれば敵国あるいは母国を恨むのも対象が大き過ぎて「一人で復讐を果たす」のは困難と、命を落とした側も分かっているゆえ、復讐のために留まるものはほとんどおらぬのじゃ。むしろ、同時に死んだ同胞の多さを活かし、集団の力で復讐せんと早々に生まれ変わり……おっと、これはまたの機会に!
本題に戻すぞよ。
★放火・失火の原因は「怨霊・悪鬼」の仕業
しかし、これが放火や失火となると、特定の相手への恨みという執着となり身体を失った場所かその近くに念あるいは霊そのものが留まりやすくなる。
また、その放火や失火そのものが、先住霊というのも変な表現であるが、死者の発生以前からその場に居着いている妖(あやかし)の類、しかも人に仇なす怨霊や悪鬼の類で、それらがそこにいる人の中で波長の合った者を使役して大惨事を引き起こしていることが多いのじゃ。
★放火や失火があった場所は霊道・地獄の出入り口の可能性が
夜も明るく賑やかな都会や繁華街では忘れられがちであるが、どのような場所にも「霊道」はあり、霊道を立ち塞ぐように建てられた宿屋には特に異界から迷い出てきた魑魅魍魎が留まりやすい。
また、霊道のほかにも悪鬼が出入りする地獄の出入り口が開いてしまったままになっている場所がまれに存在するが、そのような場所では実に火の災いが多い。
ゆえに、放火や失火により死者が出たような宿屋は元々そのような場所である可能性があり、これらはいわゆる「お祓い」では効果は一時期しかないのじゃ。
霊道は、魑魅魍魎にとっては生活道路。素行が悪いからといって、毎日その道を歩くゴロツキをおまわりさんがパトロールして追い払っても、ゴロツキも生活のためにやはりその道をまた使うように、魑魅魍魎も霊道がある限りは何度でもそこを通過する。
お祓いを入念にしても、建物を立派に立て直しても、死者を弔う儀式をしても慰霊碑を立てても、魑魅魍魎には関係がないゆえ、また同じことを起こそうと日々、悪想念を持つ関係者や宿泊者を待ち望むのである。
これらの宿屋を避けるには、昨今は検索でかなりいろいろと分かるゆえ、調べるのも難しくない。また、主には賃貸などの不動産検索用であるが、有名な大◯てるなるサイトには宿泊施設の過去の事件事故も掲載されておるゆえ、活用してもよいやもしれぬのう。
さて、次回は行楽シーズンに関わらずであるが、近づかぬに越したことのない最怖のスポットno.1「廃墟」についてじゃ。取り憑かれていると行きたくなる場所にも取り上げた廃墟にまつわる怖い話は山ほどあるが、厳選して紹介するぞよ。
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