本物の陰謀(2)イラン大統領墜落死だけじゃない。この2週間の世界の異変とその背景。カダフィ2.0とは?【久賀原鷹彦】

本物の陰謀(2)イラン大統領墜落死だけじゃない。この2週間の世界の異変とその背景。カダフィ2.0とは?【久賀原鷹彦】

TOP画像出典:EuroPost Agency (@EuroPostAgency) on Xおよびpublic domain

先に(1)を読んでね。この(2)は(1)の補足情報だよ:
本物の陰謀(1)イラン大統領墜落死の不可解と過去の航空機事故で亡くなった大統領一覧【久賀原鷹彦】 | cyuncore (キュンコレ)

イラン大統領墜落死・スロバキア首相暗殺未遂だけじゃない。この2週間、世界がおかしい

2024年5月。日本ではGW明けの5月7日から、世界はかなり不穏なことになっていた。

翻訳:

この2週間

5月7日 サウジアラビア皇太子暗殺未遂事件。

5月13日:トルコのエルドアン大統領が軍事クーデターの可能性を警告し、緊急会議を開催。

5月15日 スロバキア首相ロバート・フィコ暗殺未遂。

5月16日 セルビアのヴチッチ大統領を暗殺すると脅迫した市民が逮捕される。

5月19日 サウジアラビアのサルマン国王が4週間で2度目の入院。

5月19日 イランのライシ大統領とアミール=アブドラヒアン外相のヘリコプター墜落事故。

今、何が起きているのか?

Cillian (@CilComLFC) on X

ちなみに、来日するはずだったサウジアラビアの皇太子が5月19日のサルマン国王の入院を受けてキャンセルとなっている。来日予定が完全になくなったわけではなく「延期」だけど。

サウジアラビアのムハンマド皇太子兼首相の来日が延期になった
肺炎と診断された父親のサルマン国王の体調不良が理由
ムハンマド皇太子は来日中、岸田首相と会談する予定だった

【速報】サウジ皇太子の来日が急きょ中止 国王の体調不良が理由 異例の当日キャンセルを日本政府が発表 天皇陛下や秋篠宮さまとの面会も調整 – ライブドアニュース

イランのライシ大統領の墜落死がもし本当に暗殺だったとしたらこれが一番の理由かも?

翻訳:
つい2日前、イランの駐ロシア大使は、イランとロシアはBRICS単一通貨の創設に取り組んでいると述べた。

イラン中央銀行は国が100%所有している。

今日、イランのライシ大統領がヘリコプター事故で死亡した。

まるでカダフィ2.0のようだ。

Cillian (@CilComLFC) on X

カダフィ2.0……。反政府勢力に処刑されたリビアのカダフィ大佐とは?

カダフィ大佐

Muammar Qaddafi, the Libyan chief of state, attends the 12th African Union Summit in Addis Ababa, Ethiopia, Feb. 2, 2009. Qaddafi was elected chairman of the organization. (U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist 2nd Class Jesse B. Awalt/Released)

海外の事情通らしい人達の間では、今回のイランのライシ大統領の墜落死について「カダフィの悲劇の再来」というような意味のことが盛んに話されている。

ムアンマル・カダフィは、1942年生まれのリビア人政治家で、1969年から2011年まで実権を持つリビアの指導者。日本での呼称、肩書きは「カダフィ大佐」が一般的だった。

カダフィ大佐の主な経歴は以下の通り。

– 1969年、青年将校グループによる無血革命で政権を掌握
– 1977年、社会主義的な「第三の普遍理論」を発表し、独自の革命路線を主張
– 石油資源の国有化など社会主義政策を実施
– 反体制派への弾圧や、国際テロ組織への支援など非民主的な体制
– 2011年の「アラブの春」での市民蜂起に際し、武力で市民を弾圧
– 同年、NATO軍の空爆支援を受けた反政府勢力に拘束され、処刑された

カダフィ政権下のリビアは一時的な経済的繁栄を享受した反面、言論や人権が著しく制限されるなど、権威主義体制が確立されていた。彼の最期は 独裁者から革命の犠牲者へという印象を世界に残した、とされている。​​​​​​​​​​​​

カダフィの処刑には西側諸国が深く関与していた

2011年の「アラブの春」の民主化運動の最中、カダフィ政権がデモ隊に武力弾圧を行ったことから、国連安保理は市民保護を名目に武力行使を許可する決議を可決。

その決議に基づき、米国、フランス、イギリスを中心とするNATO軍がリビア空域への軍事介入を決定。NATO軍の空爆により反政府勢力が有利になり、最終的にカダフィの実弟や子息らが拘束・処刑されることになった。

カダフィ自身も2011年10月、故郷の街シルトで反政府勢力に拘束された際、リンチ状態となり重傷を負い、結果的に射殺されてしまいました。処刑の経緯に西側諸国が深く関与したことは間違いない。

ただし、NATOはカダフィ処刑には関与していないと主張。反政府勢力による一方的な制裁だったとされている。

(1)はこちら:本物の陰謀(1)イラン大統領墜落死の不可解と過去の航空機事故で亡くなった大統領一覧【久賀原鷹彦】 | cyuncore (キュンコレ)

関連記事

チャールズ国王が自分の肖像画に衝撃?悪魔バフォメットが隠された真っ赤な...

【予言】2025年に世界滅亡の噂と西洋占星術的な2025年の話【久賀原...

【世界連邦】岸田首相が国民を苦しめることしかしない本当の理由はたぶんこ...

選挙と移民と国境警備について:トランプ・イーロン対談全文翻訳(4)【久...

候補地は燃える!?スマートシティ・スーパーシティ・デジタル田園都市の違...

ABOUTこの記事をかいた人

『辛口オネエの開運占い』メンバー、辛口オネエ・芦屋道顕・久賀原鷹彦(Ku)の3名の共同アカウント。【免責事項】開運占い軍団の記事はオカルト・スピリチュアルに興味がある方向けのエンターテイメント目的としております。記事に掲載されている情報を利用することで発生したトラブルや損失、損害に対して、当方は一切責任を負いません。予めご了承ください。