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年齢を重ねるごとに白髪が気になりませんか?白髪を見つけると、ついつい気になって抜くという人も多いでしょう。白髪は、髪の毛の色素であるメラニンが減少することで生えてしまいます。今回は、白髪を抜くとどうなるのか?本当に増えるのか?白髪を抜くのが楽しくてやめられないときや、白髪が生えた時の正しい対処法など、白髪について気になることを、まとめてご紹介します。白髪を抜く夢を見たときの意味も調べてみました。
白髪を抜くとどうなる?増えるって本当!?
まず、よく聞く白髪を抜くと増えるという噂ですが、結論から言うと、白髪は抜いても増えません。ですが、薄毛の原因になることがあるので抜くのはやめておきましょう。
一般的に1つの毛根からは2〜3本の髪の毛が生えていると言われています。1本の白髪を抜いたがために、他の健康な髪の毛の毛根を傷つけてしまいます。髪の毛が生えない毛穴になってしまうと、将来薄毛の原因になることも考えられます。また、毛根が傷つくことでカーブした髪の毛が生えてきてしまい、くせ毛になることも。白髪は抜くことで増えはしませんが、同じところからまた生えてくるのはほとんどの確率で白髪なので、増えたように感じるのかもしれません。
白髪を抜いたところがかゆい!?原因と対処法
白髪を抜いたところが、かゆくなったことはありませんか?その理由は、無理やり髪を抜くと毛根が傷つき、炎症を起こした状態になるからです。傷ができているときや、治りかけのときにかゆくなるように、炎症を起こしている毛穴がかゆくなります。すでに抜いてしまい、どうしてもかゆいという時は、炎症をおさえる薬を塗ったり、冷やしたりするとおさまります。
また、白髪が生えているところがかゆい人もいるようです。白髪は黒い髪と違い、太く、表面がザラついた形状になっています。また、白髪が生えている根元の毛穴はダメージを受けていて少し潰れた形なことがほとんどです。毛穴から白髪が生えるときに圧がかかり、かゆいと感じる事があります。
白髪を抜くのが楽しい!?やめられないときの対処法
白髪を抜くのが楽しいという人は多くいるようです。黒い髪の中にキラキラと光る白髪を見つけると、抜いてすっきりしたいですよね。かさぶたを剥がす感覚や、ニキビを潰す感覚に似ているようです。
ですが、髪が生えてくるはずの毛穴を傷めてしまい白髪を抜いていたことを後悔する時が来る可能性があります。今はしっかりと毛量がある人でも、将来は薄毛に悩むことになるかもしれません。将来のためにも、白髪を抜くのはやめておいた方が良いでしょう。
白髪が生えた時どうすればいい?正しい対処法とは
白髪が生えてしまった時、放っておくのは気になりますよね。抜くのがダメなら、どのようすればよいのでしょうか。ここからは白髪が生えてしまった時の正しい対処法をご紹介します。
自分で染める
白髪染めは、ドラッグストアなどで多く販売されていますよね。種類としては、
・全体を染めるカラー剤
・根元だけを染めて残った薬剤は保管できるカラー剤
・シャンプーの後に使い、徐々に染められるカラートリートメント
・ 一時的に白髪を隠せるヘアマスカラやヘアファンデーション
があります。価格はどれもお手頃なので、白髪の量や、目的、地毛の色に合わせて使い分けるのが良いでしょう。
美容院で染める
白髪が目立つ場合、美容院でプロに任せるのが一番安心です。自分で見えないところや届かないところも丁寧に染めてもらえます。また、白髪染めはせずに、ハイライトを入れたり、全体のカラーを明るい色にしたり、白髪と地毛をなじませることもできます。白髪が増えてきたら、美容院でプロに相談するのがおすすめです。
根元から切る
白髪が生えている本数が、染めるまでもなく、数本なのであれば、根元から切ってしまうのがよいでしょう。切らずに抜いたとしても、またそこから新しい白髪が生えてくるので、抜いても切っても手間は同じです。切るだけなら根元の毛穴を傷つけずに済むので、将来の薄毛になる心配もないのでおすすめです。
白髪を抜く夢を見た!白髪を抜く夢の意味とは
白髪を抜く夢は、白髪に悩んでいる人なら1度は見たことがあるのではないでしょうか。白髪を抜く夢を、夢占いでは、喪失に関係する不運を予知していると言われています。
人間関係の裏切り、トラブルなどに見舞われそうです。もしくは、大切にしているけど、なくなっても気付かないものがなくなってしまいそうです。物と情報に溢れている世の中で、まずは自分の心と向き合いましょう。そして、誰と何が一番大切なのか考える時間が必要です。
最後に
今回は、白髪を抜くことについての迷信から正しい対処法までまとめてご紹介しました。黒い髪の中に、1本白髪を見つけるとついつい抜いてしまいたくなりますが、毛穴を傷つけてしまうので、炎症や薄毛の原因になります。白髪を見つけたら、抜かずに切るか染めるようにして、健康な頭皮を維持していきましょう。