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ハロウィンは好きですか?最近の日本ではすっかりコスプレパーティーのようになっていますが、元々はおばけのお祭りですよね。日本だけではなく、世界各国でこのようなお祭りが開催されます。中でもちょっと変わったおまじないをご紹介します。
ハロウィンのおまじない①エッグツリーの魔除け
ハロウィンには魔女も定番キャラクターとして登場しますが、実は魔女と呼ばれるような人は世界にたくさん存在しています。魔女と言っても宗教や国が違えば習慣や考え方も違いますが、中でも人に呪いをかけるような魔女には要注意と言われます。呪いをかける魔女は一部ではありますが、依頼人は後を絶たないそうですので、逆に言えば呪われる人はたくさんいるということです。そこでこんな呪い除けが伝わっています。
アメリカの呪い除けの一つに「エッグツリー」と呼ばれるまじないがあります。名前の通り卵を使うのですが、最低でも5個は用意しましょう。卵の上部に小さい穴をあけ、中身を取り出して洗います。その穴にボンドで紐をつけて卵を木につるしておくと、降りかかる呪いや災難を避けてくれると言われています。
卵には神聖な「産まれるエネルギー」が詰まっていると言われています。その神聖で爆発的なパワーを使って呪いを跳ね返すという方法です。卵を庭の木に吊っていると、見た人から「ヘンな人」と思われてしまいますので、オレンジにペイントしてハロウィンカボチャのお顔を描いて可愛くしてみましょう。
室内で行う時は観葉植物の木か、木の枝を花瓶にさして飾ります。エッグペイントはイースターと似ていますが、こちらもハロウィンカラーで描いてみると意外と可愛いですよ!
ハロウィンのおまじない②メキシコの死者祭り
メキシコの伝統では、死は忌み嫌うものではなく、また恐れるものでもなく、祝うものとされています。これは日本では有り得ないように思えますが、輪廻転生を強く信じているため、生まれ変わりを促すためのお祭りなのです。11月1日は死んだ子供を祝い、2日は死んだ大人を祝う日と定められています。そのため家族で墓場までピクニックに行くと言うのですから、少し不思議な感じがしますね。
メキシコではこの日は死者と接触できるとされています。家の中に死者の写真、好きだった食べ物、花を飾るスペースを作ります。ろうそくと黒い器も用意します。ろうそくには火をつけ、黒い器には水を張りましょう。ろうそくに向かって死者の名前を呼びかけます。そして黒い器の中を覗いてみましょう。うまくいけば死者が映り、メッセージを受け取れると言われています。捧げた食べ物は翌日には食べてしまいましょう。簡単なのでお試しあれ。死者が戻ってくる11月1日~2日限定ですよ。
ハロウィンのおまじない③ハロウィンカボチャで愛を呼び寄せる
ハロウィンにカボチャのスイーツを作るという方は多いようです。もし生のカボチャを買うのであれば、種を使って愛を引き寄せるおまじないをしてみましょう。種を取り出してきれいに洗っておきます。乾燥させフライパンで炒りましょう。数日間カビさせないためです。
そして5粒だけ取り出し、ほんの少しハチミツをつけます。これを白い布で包み、呪文を唱えます。
「おお、オシュン、愛の喜びをもたらすオリシャよ、多くの神々の恋人よ、我があなたの愛の喜びを得られるよう、慈悲をもたらしたまえ」
これを毎日持ち歩いて下さい。近く愛が芽生え喜ばしい出来事があなたに起きるでしょう。愛される喜びを味わってくださいね。
最後に
いかがでしたか?2019年ハロウィンも楽しんでくださいね。