【ほん怖】実母危篤の待機中に病院で遭遇した不思議な出来事:誰もいないのに自動ドアが開いて【Ku】

【ほん怖】実母危篤の待機中に病院で遭遇した不思議な出来事:誰もいないのに自動ドアが開いて【Ku】

※開運占い軍団のスタッフが経験した実話です。
※TOP画像はスタッフが撮影したもののため画像の転載はお断り致します。

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心不全で緊急搬送された実母は4月に亡くなりました

3月中旬に心不全で緊急搬送された実母は、緊急搬送後しばらくはHCUというICUよりも少しだけ緊急性の低い患者が専門的な治療を受ける病棟に入院していました。

が、その後また致死性不整脈を起こし、ICUへ移動。その後は心臓のカテーテル手術など様々な治療を受けましたが、その甲斐もなく4月中旬に亡くなりました。

心不全で緊急搬送された実母は4月に亡くなりました

このモニターに関しても怖いというか不思議な話があるのでまた後日に。

実母の危篤呼び出しで病棟で待機中の明け方、不思議な出来事が

実母が入院していたその約1ヶ月の間に、病院では不思議な出来事に何度か遭遇しました。

度重なる危篤呼び出し。ICUの外のベンチで待っていたときのこと

実母は何度も危篤になり、たいていは明け方に呼び出されました。『危篤の家族呼び出し』イコールその日のうちに亡くなるイメージがあったのですが、持ち直し、また翌日や翌々日に危篤になりまた呼び出し……。と、かなり体力的にきつかったのですが、ある朝のこと。また5時頃に夜の当直医から電話があり、脈拍がどんどん落ちて肺の酸素が……。と、もう詳しいことは覚えていませんが「また危篤、病院へ行かなければ」になり、すぐに病院に向かいました。

実母の危篤呼び出しで病棟で待機中の明け方、不思議な出来事が

※イメージ画像(dream.ai)

ですが、これまた危篤で呼び出されてもいつもなのですが、ICUでは『処置中』で、家族は外のベンチで待つようにとのこと。ICUの病室のすぐ外にはナースセンターがあり、その奥にはICUは出られたものの急変の可能性がある患者が入院する病棟、そしてICUのある階のロビーに繋がる通路があり、ナースセンターと通路の間には自動ドアがあります。

誰もいないのに開く自動ドア

私はいつも自動ドアを出てすぐのところのベンチに座って、医師または看護師さんが呼びに来てくれるのを待っていました。

この朝は、ベンチで待つこと30分くらいだったでしょうか。そのときはスマホを観て気を紛らわせていたのですが、自動ドアがスーッと開いたんですね。

「誰か出てきたのかな?」と思ってスマホを見ていた顔を上げて、自動ドアのほうを見ました。その間、1-2秒もありません。ところが、ドアのところには誰もいなかったんです。

自動ドアの向こうのナースセンターも朝は動きがなく、人の姿はありませんでした。(ICUの中では処置で大忙しだったと思いますが)

朝の6時前くらいに決まってタバコを吸いにいく霊?

さすがに、それだけでいきなり「霊だ!」とは思わず、誤作動かな?」と、思ったのですが……。そのとき、自動ドアのほうから何やらタバコらしき匂いがフワーっと漂ってきたんですね。本当に、タバコを吸う人の身体に染みついた匂いが、その人が目の前を通ると匂うような感じで、自動ドアのほうから私の座っているベンチに一瞬漂ってきて、そして匂いも去っていきました。

ですが、連日の呼び出しで疲れていたこともあり「気のせいかも。疲れ過ぎで、幻臭がしたのかも。ドアが開いたと思ったのも、もしかして半分くらい寝ていて夢かも」と、自分に言い聞かせて、それより実母の容態はどうなったのか、医師の説明はまだか……。と、気持ちを切り替えました。

ところが、それからまた10分くらいしたとき。今度は、さっき匂いが去っていったロビーのほうから、また同じタバコらしき匂いが漂ってきたのです。

・・・ロビーには他のご家族がいましたが、かなり距離があり、また、そのご家族は私と同じようにかれこれ1時間以上そこにいて動き回ってはいないので、そのご家族の匂いではないことは明らかでした。

そして、そのロビーの方向から漂ってきたタバコの匂いは、また私の前を通過して……。また、誰もいないのにICUとの境の自動ドアが開いて、閉まったのです。

まるで、入院患者が朝の一服に病棟を出て、また戻って行ったかのようでした。
実母の危篤呼び出しで病棟で待機中の明け方、不思議な出来事が-2

調べたところ、その階はロビーの先にバルコニーがあり、そこの一角は喫煙所になっているんですね。

後で母がICUを出て、もう看取りのために個室に移った際に気付いたのですが、入院患者の朝の処置が始まるのが7時頃からで、自力で歩ける患者さんの中には、処置の前の時間に病棟を出て喫煙所で一服をする方もいらっしゃったようです。(母が亡くなる前日の朝は個室に家族が泊まり込みをしていたのですが、朝の6時台には車椅子や身体を支える器具にしがみついて、喫煙所に向かう患者さんが何人もいたそうです)

急変の可能性がある高齢者ばかりの病棟で、テレビも音楽もOK、食べ物の持ち込みもOK、そして本人が望むならもう、この段階ではもう、タバコも禁止などせず、好きにさせてもらえるようでした。

なので、あの朝、自動ドアを通っていったのは、ご自分がすでに死んだことに気付いていない、タバコ好きの方の霊だったかもしれません。

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