エビがこんなに栄養あるなんて!アンチエイジングやダイエットに

エビがこんなに栄養あるなんて!アンチエイジングやダイエットに

ぷりぷりした食感と香ばしい味が中華や和食にも合うエビ。実は、エビは栄養豊富な食材でアンチエイジングやダイエット効果があることがわかりました。今回はそんなエビの栄養について調べました。

エビの栄養

エビはカルシウムやキチン・キトサンなどのキチン質やアミノ酸などの栄養が豊富な食材です。タンパク質は鶏むね肉に匹敵するほど豊富に含まれていたりと、様々な健康効果に期待が膨らむエビの栄養成分を見ていきましょう!

エビの栄養

エビの栄養①タンパク質

エビはタンパク質が豊富な食材で、同じくタンパク質が豊富な鶏むね肉と同じくらい豊富に含まれています。事実、鶏むね肉100gあたりのタンパク質は約20gですが、エビも100gあたり19gと、鶏むね肉とほとんど変わらないタンパク質が含まれています。また、タンパク質はアミノ酸と複雑に絡まり合いながら形成されていますが、エビに含まれるアミノ酸にはエビの旨み成分とも言えるアスパラギン酸・グルタミン酸を含んでいるため、味が美味しい上に栄養豊富な食材と言えるのです。

エビの栄養②ビタミンE

エビはビタミン類も含まれており、その中でも抗酸化作用のあるビタミンEを豊富に含んでいます。ビタミンEはストレスや加齢などによって発生する、病気の原因にもなる活性酸素を除去する働きがあったり、血圧を下げる働きもある栄養成分です。

エビの栄養③タウリン

エビの栄養成分で忘れてはいけないのがタウリンという栄養成分。健康ドリンクなどでよく耳にする栄養成分ですが、タウリンの働きとしては血管の老化を防いで血圧や血糖値を正常にしたり、胆汁酸と結合することでコレステロールを消費し、体全体のコレステロールを減少させたりと様々な健康効果に期待できる栄養成分です。

エビの栄養④カルシウム

エビの栄養-2

エビは身だけでなく殻にも栄養成分が豊富。特にカルシウムが豊富で、骨や髪、爪や歯などを作るのに必要で、成長期の子供はもちろん、骨粗鬆症などの予防にも効果的です。ちなみに、カルシウムはクエン酸やビタミンDなどと一緒に食べると吸収率が上がります。

エビの栄養⑤キチン・キトサン

あまり聞き馴染みのない栄養成分のキチン・キトサンは食物繊維の一種で、小腸を通過するときに腸内に残っている食物の脂肪を吸着して体外へ排出する働きを持っています。そのため、余分な脂肪の蓄積を防ぐことで肥満予防に効果があります。他にも、医療現場で火傷をおったときの人工皮膚の原料にも使われたりと、まだまだ研究段階であるキチン・キトサンですが、近年注目されている栄養成分です。

エビの栄養⑥アスタキサンチン

アスタキサンチンはカロテノイドの一種でエビの赤色成分です。強い抗酸化作用で老化の原因となる活性酸素を除去する働きがあり、アンチエイジングに効果のある栄養成分です。他にも、ストレスから体を守り、病気になりにくい体にしてくれる働きがあったり、眼精疲労にも効果があったりと、様々な効果をもたらす栄養成分です。

エビのカロリーと糖質

健康や美肌効果の高いエビですが、ダイエットにも効果があるのか気になるところ。

エビのカロリーと糖質

エビのカロリーは100gあたり約82kcalと低カロリー。その上、高タンパクなので間違いなくダイエット向きの食材と言えるでしょう。また、糖質はほとんど含まれていないため、余分な糖質や脂肪を摂取することなく効率的にタンパク質を摂れるのでダイエット以外にも筋力アップにも効果的な食材です。

エビの食べ過ぎによる体への影響

低カロリー低糖質でダイエットに励む日々に積極的に取り入れたいエビですが、食べ過ぎることで体にはどんな影響があるのかも調べました。

エビの食べ過ぎによる体への影響

エビの食べ過ぎは通風のリスクが上がる?

栄養豊富なエビですが、実はプリン体もたくさん含まれています。プリン体はエビだけでなく肉や魚など動物性の食べ物に多く含まれており、食べ物の旨み成分でもあります。しかし、プリン体は過剰に摂取すると体内に蓄積し、尿酸が結晶化されて関節に沈着することで通風の原因となります。ちなみに、大きめのエビ100gあたりのプリン体は200mg以上、小さめのエビでも100gあたり100mg以上含まれています。プリン体が多いと言われるタラコと同じくらいの量なので、やはり海老の食べ過ぎは気をつけた方が良いでしょう。

エビの食べ過ぎはアレルギー症状を引き起こす?

通風以外でエビの食べ過ぎはアレルギーを引き起こすことにも注意する必要があります。甲殻類のエビは立派なアレルゲンとなり、少量であれば問題がない人も大量に食べてしまうことで咳や発疹、腹痛や呼吸苦などのアレルギー症状が出てしまうリスクがあります。特に甘エビなど、エビを生で食べる場合は体調を見ながら食べるようにしましょう。

最後に

いかがでしたか?今回はエビの栄養について調べました。様々な効果のあるエビは食べ過ぎると通風やアレルギーのリスクがあることを頭に入れながら、美味しくエビを食べたいですね。参考になれば幸いです。

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