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プルーンに嬉しい効果がたくさんあることをご存知でしょうか?プルーンには、目の疲れを取る効果や、腸内環境を整えて便秘を改善する効果、デトックス効果など、様々な効果が期待できるのです。そこで今回は、プルーンの栄養による効果や効果的な食べ方、そしてプルーンエキスの効能についてもご紹介します。また、プルーンを食べ過ぎるどうなるのか?についても調べてみましたよ。
プルーンとは
プルーンとは、バラ科サクラ属スモモ亜属となり、日本人にも馴染みのあるスモモとは近い存在の果実です。
ヨーロッパなどの欧州では美容や健康に良いとされて、昔から食べられてきたものです。プルーンの実の特徴は、大きさは梅程度、色は赤紫色や黒紫色をしており、欧州ではこのプルーンを乾燥させてドライプルーンとして食べるのが主流です。日本で売られているプルーンの多くがドライプルーンとなります。
プルーンの効果とは?プルーンの栄養が凄い!
プルーンには、ビタミン・ミネラルなど、現代人に不足しがちな栄養もたくさん含まれていることから、健康補助食品として食べられています。プルーンの栄養にはどんな効果が期待できるのか、具体的に調べてみました。
プルーンの効果①食物繊維で便秘改善
プルーンと聞けば便秘に効くというイメージを持っている方も多いと思います。実際、プルーンには水溶性、不溶性のどちらの食物繊維もバランスよく含まれており、1日4~5粒のプルーンで日本人成人の摂取目標量である15%もの食物繊維がとれる貴重な栄養源でもあることから、プルーンを毎日継続して食べると便秘を改善する効果が期待できます。
プルーンの効果②ミネラルたっぷりでむくみ改善
プルーンにはカルシウムやカリウムなど、現代人に不足しがちと言われているミネラル類も豊富に含んでいます。特にカリウムはフルーツの中でもトップクラスで、カリウムが多いと言われているバナナの1.7倍、オレンジの2~3倍も含まれているため、プルーンを食べることで体内に溜まった老廃物や不要な水分を排出するデトックス効果にも期待できます。
プルーンの効果③ビタミンAが目の疲れに効く
プルーンは皮膚や粘膜に良いとされるビタミンAもたくさん含んでいるフルーツで、肌や髪を健康な状態にしたり、目の疲れや視力維持に役立つ効果があると言われています。パソコンやスマホの影響で目を酷使する近年では特に注目されているフルーツと言えるでしょう。
プルーンの効果的な食べ方は?
女性に嬉しい効果がたっぷりのプルーンですが、どうせ食べるならその効果を最大限に発揮させたいですよね。そこで、次にプルーンの効果的な食べ方をご紹介します。
プルーンの効果的な食べ方①日3~4個、多くても5個までにする
その豊富な栄養と効果から1日に何個でも食べたいプルーンですが、1日平均3~4個まで、多くても5個までに留めたいところ。1個あたり40~50gあるプルーンは何個も食べてしまうとカロリーや糖質を摂りすぎてしまう結果になるので注意が必要です。
プルーンの効果的な食べ方②夕食後又は就寝前に食べる
プルーンの効果を発揮させるための最も効果的な食べ方は夕食後または夜寝る前に食べるのがおすすめです。人の体は朝の時間帯がもっとも活動的で代謝も上がると言われています。また、排便を促す運動も活発になり体全体がデトックスに向けて働くため、夜寝る前や夕食後に食べることで朝のデトックス時間帯に効果があらわれやすいと考えられています。
プルーンの効果的な食べ方③ビタミンCと一緒に食べると鉄分の吸収率アップ
プルーンの効果的な食べ方は他にもあり、ビタミンCと一緒に食べることでプルーンに含まれる鉄分の体内への吸収率がアップすると言われています。ちなみに、ビタミンCは加熱すると壊れやすい栄養素なので生で食べれるフルーツから摂るのがおすすめです。
プルーンエキスも効能は同じ?
プルーンは欧州を始め、ここ日本でもドライプルーンが主流ですが、ドライプルーンは苦手という人のためのプルーンエキスやプルーンジュースといったものも存在します。
それぞれの効果や効能には違いがあるのか気になりますが、調べてみたところ栄養面や効果効能には違いはありませんでした。同じ果実のプルーンという点では同じなので、含まれる栄養素も及ぼす効果効能も主流であるドライプルーンと大差がないので安心してくださいね。ドライプルーン、プルーンエキス、プルーンジュースそれぞれがシーンに合わせて使えるのが良いですね。
プルーンを食べ過ぎるとどうなる?
様々な効果をもたらすプルーンですが、食べ過ぎると体にどんな影響があるのかも調べてみました。
プルーンの食べ過ぎは下痢になる
プルーンの栄養成分に便秘を改善する食物繊維が豊富に含まれています。それも水溶性と不溶性の食物繊維がバランスよく入っているため食べ過ぎると腸内環境が乱れ下痢を引き起こす可能性があります。
プルーンの食べ過ぎは太る
プルーンに含まれるソルビトールと呼ばれる甘味は白砂糖と比較すると低カロリーなので太りにくいものではありますが、やはり食べ過ぎは糖分を摂りすぎることになり太る可能性も否定できません。主流であるドライプルーンは水分が抜けている分、栄養価も凝縮されているので糖質もカロリーも生のプルーンより高めであるため、やはり1日の摂取量は守った方が無難です。
プルーンの食べ過ぎはお腹にガスが溜まりやすくなる
プルーンの豊富な栄養素の中でもダントツの含有量を誇るカリウムは体に溜まった不要な水分を排出する効果の他に消化活動を活発にする効果がありますが、その時にお腹にガスが発生させてしまうため、プルーンの食べ過ぎはおならが出やすくなったりお腹にガスが溜まることで膨満感を感じたりしやすくなります。
おすすめ!ドライプルーンの美味しい食べ方
ドライプルーンをそのまま食べるのは美味しくない…という女性に、美味しいと感じるドライプルーンのおすすめの食べ方をご紹介します。色々なアレンジで美味しいドライプルーンを楽しみましょう。
ドライプルーンの食べ方①ヨーグルトに混ぜる
まずは簡単にできるおすすめの食べ方として、ヨーグルトにドライプルーンを混ぜる食べ方です。そのままの大きさで食べにくい場合はカットしたりスライスすることで食べやすくなります。また、加糖タイプのヨーグルトに入れると美味しいデザートに早変わりしますよ。
ドライプルーンの食べ方②パウンドケーキに入れる
美味しいドライプルーンが食べれるおすすめの食べ方ですが、パウンドケーキに入れる食べ方もあります。普通のパウンドケーキを作る要領でカットしたドライプルーンを入れるとレーズンのような食感で食べることができるのでおすすめ。
最後に
いかがでしたか?今回は、プルーンの効果効能やプルーンエキスの効果効能をご紹介しました。また、効果たっぷりのプルーンを食べ過ぎた場合の体の影響やドライプルーンを使った美味しい食べ方、プルーンの効果を最大限に発揮する効果的な食べ方についても調べました。多くの女性を悩ます便秘の改善が期待できるプルーン、日常的に取り入れたい健康食品ですね。参考になれば幸いです。