今年も10月31日には西洋から入ってきたハロウィンなる奇怪な祭で都会は大騒ぎになるであろうな。辛口オネエの西洋占星術によると今年のハロウィンは例年以上に騒ぎが起きやすいようじゃ。
10月後半【辛口オネエ】土台から覆る・トレンドの大転換期
西洋の祭りのことはよく分からぬが、日本にも魑魅魍魎が人間界に姿を現し大行進をする、もしも生身の人間がその行列と遭遇したならば命を落とすといわれる恐ろしい『百鬼夜行』という夜がある。
■2019年10月-12月の百鬼夜行はいつ?
百鬼夜行は各月の決まった日支の夜に巡ってくる。
時間帯は概ね日没から日の出までであるが、もっとも危険なのは22時から明け方4時までじゃ。
2019年10月-12月の百鬼夜行日は?
百鬼夜行は旧暦の10月は日支が未の日、11月と12月は日支が辰の日が該当する。
現代の暦では、
10月13日・25日
11月6日・18日・27日
12月9日・21日
じゃ。この日の日没後はなるべく早めに帰宅し、翌朝までは出歩かぬのが安全。
■百鬼夜行の通り道は?
百鬼夜行は、魔界の出入り口からこの世に現れた魑魅魍魎が、比較的大きな通りを通って別の魔界の出入り口から帰っていく。不思議なことに彼らは道を曲がれぬゆえ、万が一遭遇してしまったら、左右どちらかに曲がれるならば曲がってしまえばよい。
都会にある魔界の出入り口については以前、この記事で話しているが↓
この世の境界(1)都会に増えた魔界の入り口の見分け方
百鬼夜行の夜は特に、彼らの邪気に毒されて、あるいは憑依されて他人に危害を加える人間も増える。眼に見えぬ彼ら以上に、生身の人間のほうが恐ろしいゆえ、繁華街や駅などで様子のおかしい他人がいたら、素早く逃げることじゃな。どうしても曲がる道がない場合は、嫌な感じがした場所から100メートルほどは走って通り抜けることじゃ。
また、郊外などでは「神社仏閣の裏からまっすぐに伸びる道」「川へ向かう道」「橋」などが百鬼夜行の通り道となっていることが多い。
昨今ならば「陸橋」もじゃな。さらに、そもそも、百鬼夜行に関係なく夜に歩けば事件事故に遭う危険が高い「河川敷」は、百鬼夜行の大行進をひょいと抜けて人間界に居残り悪さをしようという魑魅魍魎が身を潜めやすい場所。無闇には近づかぬことじゃな。
■百鬼夜行が近づくと起きること
単体の魑魅魍魎であれば、どこにでも浮遊しているが、それらはよほどの霊感がないと感知できず、しなくてよいものである。しかし、百鬼夜行は数が多いゆえにほんの少しの霊感があれば、感じ取れてしまうのじゃ。
例えばどこかに出掛けたときに、ある場所がなんとなく嫌な気がして、あとで調べたらそこが痛ましい事件事故の現場だったり、予定をなんとなく取りやめたことで事件事故を免れたことがあるおぬしは、自覚していなくとも多少の霊感がある。該当するおぬしは以下のどれかの現象が2つほど重なったら真っ直ぐ進むのはやめて、道を曲がるか、バスやタクシーがいれば乗ってしまうのが安全じゃ。それらが難しい場合は、さっきも話したが駆け抜けることじゃ。
★百鬼夜行が近づいていると起きること
道を歩いていて、
◎上り坂でもないのに、急に足が重くなり体がだるくなる
◎季節に関係なく、突然じめっとした空気、生ぬるい空気が漂ってくる
◎周囲にしゃべっている人がいないのに、複数人が何か話しているような気がする。耳で聞き取っているのか分からないものの「ざわざわしている」また、どこでも祭りなどやっていないのに「かすかに祭囃子が聞こえる」
特に「かすかに祭囃子が聞こえる」ときは、百鬼夜行の中でもかなり規模が大きいもので危険度が高い。
曲がる道がなく、乗るタクシーもなく、駆け抜けねばならない場合は、駆け抜ける間にもし、誰もいないはずなのに「名を呼ばれる」「背中や肩を叩かれる」「髪や服を引っ張られる」などがあっても決して振り返らぬことじゃ。
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