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※旧メディアVeryGoodからの移行記事です。リンク切れやレイアウト乱れ等ご了承ください。
※芦屋道顕と辛口オネエが霊的なご相談に応える何年か前に少しだけやってきた時期の記事を発掘いたしました。
Q.「死相が出ている」と言われて、怖い……。
Q.先日、友達から聞いた評判の霊能者に運勢を見てもらいました。
あまり良くないことばかり言われ、凹んだんですが、さらに怖いことが。
その霊能者は霊が視えて、観相学もやっているそうですが、私の顔を見て「死相が出ている」「運命だから、これはどうにもできない」と言うのです。
それを言われた途端、なんだか暗示にかかったように、具合が悪い気がしてきてしまいました。それまで、なんともなかったのに。
納得がいかなくて、何をどう見て「死相」と言っているのか聞きましたが、「見れば分かる。でも説明は難しい」とはぐらかされてしまいました。それで、私は怒ってすぐに帰りました。
「死相」って本当にあるんでしょうか?私に死相は出ていたんでしょうか?私は死んでしまうんでしょうか?怖くてたまりません。
A.「死相」と呼ばれるものはあるけど大丈夫
★悪鬼の言うことを鵜呑みにしてはならぬ
道顕:まず、「死相が出てる」などと言い放つその霊能者は最悪じゃな。たとえ、幸先の良くない暗示が出ていたとしても、ただ相手に恐怖や不安を与えるような伝え方をして、放置するとは鬼畜の所業じゃ!
まず、人の生き死には業界の不文律として占ったり相手に告げたりしてはならぬと言われておる。寿命は他人には介入できない部分であってな。介入すれば……そして、本当に相手の寿命を変えるほどの力があるとすればじゃが……。
オネエ:まず、一子相伝のものすごい秘術でもない限り、人の生死をきちんと当てる占術なんて、巷の霊能者も占い師も誰も知らないはず。
さらに、人の寿命を占ってそれを変えようとしたり変えたりすると変えた側(この場合は霊能者)が自分の寿命を差し出すことになると言われてるわ。変えようとせず、でも「ただ伝える」だけでもタブーとされてて(神様の計画をばらすことだから)伝えた人に罰が下るなんて話もあるわ。変えようとしなくても、伝えることで運命が変わっちゃうことがあるから結局介入したことになっちゃうのよ。
だから、超大物のお抱え占い師ならいざ知らず、普通に町で占いやってて、通りすがりの客に寿命を伝えるなんて絶対しないわよ。占い師だろうが霊能者だろうが、普通の精神状態の人間だったらね。
道顕:うむ、その占い師は恐らく、人の世に紛れ込み悪事をはたらく「悪鬼」に違いない。本当におるのじゃ。人の姿をしていても、中身は完全に人間とはまるで異なる存在が。低級霊や魑魅魍魎の憑依で霊能力を授かっている者の中には、このような悪しき輩もおる。
オネエ:万が一、そいつが何がこの世に姿を持たないものに操られてるとしても、道顕の言ったとおりそれは悪意のある存在のタチの悪い「いたずら」だから気にする必要はナシ。そうじゃないとすれば……。
道顕:おおかた、この相談者がもっと金を持っていそうに見えたり、対処方法を迫ったりすれば、高額のお祓いを薦めたり何かものを売りつけたりしようと思っておったのじゃろ。
★「死相」はある。でも現代では大丈夫
道顕:さて、相談者が気にしている「死相」じゃが、その悪鬼が「霊感」だけで言うたならまったく事実無根であろうが、気になるのは「観相学」も取り入れている点じゃな。
顔に現れたサインから、その人物の運気を判断する方法は確かにある。「死相」の代表的なものは、これじゃ↓
他にも、古くから「死相」と呼ばれているものに、
・顔全体が黒ずむ
・頬の肉が落ちて頬骨が目立つようになる
・おでこが凹む
などがある。けれど、これらは全て、医学が発達していなかった時代に不治の病と言われた病気の前兆であったものが多いのじゃ。「亡くなったあそこのおじいちゃん、そういえば顔色が土気色だったわよね」などの話が積み重なって、「死相」と呼ばれるようになった一面もあるのじゃ。
オネエ:あとは、死が近い人は「身体が透けて見える」って言っても本当に透けてるわけじゃなくて、いわゆる影が薄いというか。でも、存在感が薄いってわけじゃなくて、本当に質量が薄いような……言葉ではなかなか伝わらないけど。
もう一つ、その人の頭上や背後に黒いモヤモヤが見えるとか。
★占いに行く時点で「死が近づいている」状況とはほど遠い
オネエ:でも、死が近づいて身体が透けるほどの状態のときって、この世に対する執着も、未来を気にする気力もすっかりなくなってるのね。
そういう、本当に死が近づいてるときって、自分でも気付かないうちにこの世でのやり残しをやろうとして、親しい人に連絡したり、身の回りを整理したりするから、その大事な最後の時期に、見ず知らずの霊能者に運勢を見てもらおうなんて気にならないわよ。
顔に出た運命のサインは自分の力で変えられる
道顕:もし、ここにも挙げたような死相と呼ばれるサインが顔に出ている場合でも、回避方法はいくらでもあるのじゃ。
<<死相を解消する方法>>
1.自分の直感を信じて、生活改善をする
道顕:病気が潜んでいて、本当に何かしらの怪しいサインが顔に出ている可能性も、やはりゼロとはいえん。嫌な思いをしたとはいえ、それすら「人生に無駄なことはない」とみるならば、これを良いきっかけに、生活の改善をしたり、長年健康診断を受けていないのであれば受けてみるのも良いぞ。
何事もなければ安心できよう。万が一何かあったとしても、早期発見じゃ、現代医学で対処してもらえば大丈夫じゃ。
オネエ:他にも、生活の中で「もしかして、これが引き金になるんじゃ」と思うことがあれば、その気付きこそが自分自身と神様からの正しい「警告」よ。
例えば「最近、彼の運転が荒っぽくて危ない」と思えば安全運転するようにお願いするとか、家の途中に鉄骨が落ちてきそうな工事現場があるならそこは通らないようにするとか。
そうやって、気になったことに1つずつきちんと対処していったら、いつの間にか「死相」は消えてるはずよ。
2.生活改善等々、やることを全てやったうえで「霊的アプローチ」も
道顕:もう一つの方法は、1.で話したことを全てやってからにして欲しいのじゃが、霊能者に言われたことは、やはりこちらも霊的なアプローチで対抗することじゃ。
まず、手相を自分で書き足すことで運勢の変化が期待できる。生命線は分かるじゃろ?生命線を書き足すのじゃ。
さらには、顔に現れたサインも美容健康にこれまで以上に留意すれば、それだけで消えることもあろう。まずは寝不足の解消じゃな。
オネエ:顔が黒ずんでるのは死相がどうとかじゃなくて確かに運気が落ちるから、ピンク系のベースメイクでしっかり肌色を整えて。顔色が明るくなれば、外からやってくる死を招くような悪い運気も、跳ね返せるようになるはずよ。
★どうしても気になるなら、最終手段「肉断ち」
オネエ:これだけやったらもう大丈夫なんだけど、それでもどうしても心配なら、今から28日間、肉食をやめてみて。(魚や卵はOKだし、ブイヨンとかサラダに入ってるカリカリベーコンとか、ちょっとした動物性のはものは気にしないでいい)
理由は道顕ちゃんからね。
道顕:ここで話すと長くなり過ぎるゆえ、ざっくり言うが「他の動物の血を取り入れない」ことで、死へ誘う悪しき存在を遠ざけるのじゃ。万が一、取り憑かれていたとしても、菜食者の身体はやつらには住み心地が悪いゆえ、出ていくじゃろ。
オネエ:28日、なのは、28日って太陰暦での1か月、皮膚の細胞がちょうど全部入れ替わるのに必要な期間なのね。そうすると、顔に怪しいサインが出てても、28日もすれば変化が表れると思うわよ。
★★★★★
オネエ:ってことで、まあ大丈夫よ♪
道顕:臨・兵・闘・者・皆・陳・烈・在・前!悪鬼退散じゃ~!!