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縁と相性は別物
これは飽くまで開運占い軍団の占い方針の一つだけど、西洋占星術で『相性』を観る場合、星回りの組み合わせでごく単純な言い方をすれば相性のが良いのか悪い(難しい)のかと、さらに『縁があるか』を観ている。
相性には良し悪しはあるものの乗り越えられる
伝統的には『相性が悪い』とされる組み合わせでも、現代では決して悪くないと判明してきていたり、『悪い』のではなく『違いがあるから、分かり合うために努力がいる』そのおかげでお互いに成長できるなど、ポジティブに捉えたりもできる。
そんな『相性』は縁とは関係なく、気が合うか、人間同士として一緒にいてどうなるか、末長く共に過ごしてお互いに心地が良いか、幸せを感じるか、など。
【閑話休題】難しい相性は無理に乗り越えるものじゃない
ただ、よほど相手を好きでどうしても振り向かせたい、という場合はとことん努力するのもありだけど、それが単なる「同じ場所で顔を合わせる相手』で、こっちも好きでもなんでもなく、意地悪をしてくるクラスメイトや仕事関係者、近所の誰か、サークルの誰かとの『難しい相性』を乗り越えるために努力するのははっきり言って時間の無駄だ。意地悪や無視をされながら「いつか分かり合えるはず」と頑張っているうちに心身を壊してしまうから、そういったときは迷わず『相性悪いんだな!相性が全て!私は悪くない!』と割り切って、相手と関わらないようにするか、どうしても辛いなら、その相手と関わらなくていいところへ動くことだ。
出逢えるか、別れてもまた出逢えるか、別れることすらできずに『腐れ縁』になるかも『縁』
でも、実はどんな関係でも『相性』だけでは出逢わないし、結びつかない。出逢うためにはまず『縁』が必要で、縁あって一度出逢えても、縁が薄ければそれ以降、待てど暮らせど再会できることがない、なんてことになる。出逢った瞬間に運命を感じて付き合ってもすぐに別れて、復縁しようとしてもまったく再会するチャンスが訪れない、なんてことになりがちだ。
『縁』は相性は関係なく、出逢えるか、出逢えたならそこからどれくらい人生にお互いが関わっていくかの度合い、さらには前世まで鑑みた場合に、何かしらの課題を抱えて今世でまた出逢っているのか、など。
縁は強くても『難しい相性』も、縁は弱くても『良い相性』もある
世の中には『縁は強いけれど相性が悪い(難しい)』関係もあって、例を挙げると常に大喧嘩をしている夫婦で、子供が「離婚しちゃえばいいのに」とまで思っているのに、なぜか絶対に離婚せず別居もしないような二人はこのパターン。
もう少し穏やかな話だと、中高の同級生でなおかつ大学も同じなので、3年と3年と4年、合計10年も同じ学校に通い顔を合わせたり、すれ違ったり、同じ講義を受けたりしていたのに、お互いを認識すらしていない二人は『縁があるのに、相性が良くも悪くもなく印象に残らない』そんなこともある。
逆に、『縁は弱いけれど相性が良い』関係は、憧れの有名人と一度だけ会えてとても優しく感じが良く、ますます好きになり、相性占いでも抜群の相性。でも、現実には有名人とファンの関係でしかなく、有名人はやがて身近にいた同じ有名人同士で結婚。その結婚相手より「私のほうが相性が良いのに」と思っても、それは『縁がなかった(薄かった)』から。
縁と相性、ざっくりというとこんな感じです。
続く。