英語講師には帰国子女がたくさんいます。特に多いのがアメリカとイギリスの帰国子女。
小・中学校時に親の転勤で、というケースが多いのですが、なかには親の教育方針で現地の寄宿学校に入れられた人や、親の現地移住に伴いそこで育ったという人も。
同じ英語圏といえども、アメリカとイギリスでは文化がまったく違うらしく、お互いの学校の様子や日常生活を話し合っていると相いれないところもあるようです。アメリカの帰国子女から見ると、イギリスは「地味で質素、お高くとまっている」ように見えるらしく、逆にイギリスの帰国子女から見ると、アメリカは「なんでも笑ってすませて、態度がフランクすぎる」と思うようです。
普段は帰国子女同士とっても仲がいいのに、お互いの国のことになるとどうもライバルっぽくなってしまいます。